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2年前にジープに乗り換えた鳥越俊太郎氏(82) 車への思い入れは人一倍

2年ほど前に乗り換えた「ジープ」

2年ほど前に乗り換えた「ジープ」

 5月13日から75歳以上のドライバーの免許更新に新たに「運転技能検査」が加わった。「認知機能検査」を受ける義務もあり、免許更新のハードルが上がっている。警察庁が「免許返納」を勧めている流れもあり、最近では、西川きよし(75)や二之湯智・国家公安委員長(77)など有名人の免許返納が相次いでいる。一方で「それでも免許は返納したくない」という人たちもいる。ジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(82)に聞いた。

 * * *
 しっかり運転できるうちは免許を返納するつもりはありません。自分の心と体を観察した結果、1年後は分からないけど、今のところは運転できると判断しています。

 1か月ほど前には、車で朝早く海老名あたりまで行くつもりが勢いで名古屋まで行っちゃってね。名古屋の友人に会って食事して帰ってきました。

 私にとって車は単なる“足”ではない。思い入れが人一倍あります。

 私は免許を取ったのが遅く、42歳の時。ペンシルベニア州の新聞社で働くことになり、車がないと生活できないから、仕方なくアメリカで免許を取りました。それまでは「絶対車なんて乗るか」と思っていたんですが……。その後、帰国して免許を日本用に書き換えて今日に至ります。

 49歳で毎日新聞を辞めた後、少ない退職金でBMWを買ってずっと乗り続け、2年前にジープに乗り換えたばかり。運転歴は今年でちょうど40年になるのかな。今でも病院やジムに行く時など頻繁に乗っています。

 女房、子供は自分の思い通りにならないけど、車だけは言うことを聞いてくれる。自分がコントロールできる相手が唯一、車なんですよ(笑)。それを運転しながら確認するのが楽しい。今朝もジムに行くのに運転してきたからね。運転は頭と体を使っていい運動になるし、これから半年くらいはまだ大丈夫かなと思っています。

※週刊ポスト2022年6月3日号

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