──なるほど。使い勝手がいい商品が増えていますね〜。
石井:私がいろいろ試して優秀だと思ったのは、日立『ヘルシーシェフ』です。ムラなくスピーディーに加熱でき、バランスがすごくよかった。さらに、野菜を加熱したらシャキシャキして、レンジで作る方がおいしかったんです! コロナ前はとにかく時短だったけど、いまはおいしくて楽しくできるものが人気になっています。
──お話を聞いていると、甲乙つけがたい感じですね。
冷蔵庫や食洗器は生活スタイルに合わせて!
──食洗機は工事なしで使えるタンク式が人気ですが、いま狙い目はどれですか?
石井:タンク式も試したんですが、水を入れる作業がしんどくて。私が選んだのはパナソニックの分岐水栓対応のスリムタイプです。
神原:私もパナソニック推しです。除菌しながら保管でき、お手入れが週1回程度でOKという使い勝手も満足です。冷蔵庫もパナソニックの急速冷凍と急冷機能付きタイプがお弁当作りに便利ですね。
市川:ぼくは三菱電機のフルモデルチェンジで、65cm幅で540リットルになった最新型の冷蔵庫が、隅々まで工夫されていて、イチオシです!
石井:私は野菜の持ちがいい東芝の最新型冷蔵庫がおすすめです。フードロス対策に有効なのもいいですよね。
【専門家のおすすめ】炊飯器
(※本文中の*の価格は、編集部調べ)
『日立 ふっくら御膳 RZ-W100EM、RZ-V100EM』
石井さん推しの「RZ-V100EM」(4万4000円前後*)は、蒸気カットで置き場所を選ばないのが魅力。市川さん推しの「RZ-W100EM」(6万円前後*)は、その上級モデルで、水温に合わせて火加減や浸し時間を調整する新機能付き。/日立
『Re・De リデポット電気圧力鍋』
25分ほどでふっくらご飯が炊ける電気圧力鍋。時間のかかる豚の角煮やビーフシチューなどの煮込み料理も短時間で調理できるほか、火加減の難しい低温調理や作り置き料理の温めもOK。忙しい人の味方になる一台だ。1万4800円/A-Stage
【専門家のおすすめ】レンジ・自動調理器
『ハイアール ホットデリ 』
材料を入れるだけで90種の調理が可能煮る、炒める、蒸すなどの調理から、炊飯、パン、ケーキまで90種類ものメニューができる無水かきまぜ自動調理器。おかずと白米を同時に炊ける2段調理トレーも採用し、時短とコスパは最高。2万4000円前後*/ハイアール
『三菱電機 レンジグリル ZITANG』
レンジとグリルの機能を併せ持つ調理器。食品の温度を検出し、レンジ加熱からグリル加熱への自動リレーで調理時間を短縮。庫内の温度を上げるための予熱が不要で、待機時消費電力もゼロと、節電機能が満載。「シンプルなボタン操作で使いやすさも格別です」(神原さん)。8万円前後*/三菱電機