国内

ご結婚29年を迎えられる天皇皇后両陛下 絆を結んだ「24の愛のお言葉」

2019年11月 天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典(撮影/JMPA)

2019年11月 天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典(時事通信フォト)

 6月9日に、ご結婚から29年を迎えられる天皇皇后両陛下。ご婚約会見での、「安らぎのある明るい家庭を築いていきたい」という陛下(当時は皇太子)のお言葉通りの家庭を築かれてきた。

 ご結婚25年の折には、「家族とは日々の楽しみを分かち合うことは元より、大変なことがあるときには支え合い、またうれしいことがあるときには喜びを分かち合える、かけがえのない存在であると思います」と明かされた雅子さま。いかなるときも常に支え合って歩まれてきたご夫婦の愛と絆の29年を、数々のお言葉から紐解きます。

ご公務への想い

「限られた時間の中でできるだけ多くのことを一人ひとりの方から引き出していくことができれば、それは最終的には私自身にとっても大変大きな糧となると思っております」(2014年 皇太子殿下お誕生日に際して)

「なるべく多くの方と自然な形で触れ合い、お話をすることができればうれしく思います」(1999年 皇太子妃殿下お誕生日に際して)

「私たち二人を温かい笑顔でお迎えいただいたことはとてもうれしく、また雅子にとっても大きな励みともなり、有り難く思います」(2018年 皇太子殿下お誕生日に際して)

「皆様からかけていただいた声を身近に感じることも多く、国民の皆様のお気持ちは私にとりまして大きな支えになっております」(2018年 皇太子妃殿下お誕生日に際して)

「多くの国民の皆さんと直接触れ合うことが 極めて難しくなっていることを、私たち二人も 残念に思っております」(2021年 天皇陛下お誕生日に際して)

ご夫婦の絆

「私たち二人の場合、できるだけお互い話し合うことにしております」(1999年 皇太子殿下お誕生日に際して)

「全力で守っているかどうかということに関しては、私ができることでは、全力でこれを
実行しているように思っております」(1994年 皇太子殿下お誕生日に際して)

「日常の生活では皇太子殿下には何事についても、なるべくよくご相談をするようにということを心掛けております」(1996年 皇太子妃殿下お誕生日に際して)

「よく『夫婦喧嘩は犬も食わぬ』と申しますけれども、喧嘩の種は割とよく拾って食べてくれるような気がいたします」(1998年 皇太子妃殿下お誕生日に際して)

「実は犬の方がより良くお供をして。犬はちゃんと走ってお供をするのですけれども、私は自転車でお供をしたり……」(1997年 皇太子妃殿下お誕生日に際して)

「共通の関心事を持つことが夫婦の絆を強めることにも貢献しているのではないかという
ふうにも思います」(1999年 皇太子殿下お誕生日に際して)

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン