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大ヒットの「ヤクルト1000」をより効果的に飲むコツ「常温に」「夕食後」

巷で話題の「ヤクルト1000」。大人気になった理由とは?

巷で話題の「ヤクルト1000」。大人気になった理由とは?

「よく眠れるようになった」「スッキリ起きられる」「集中力が高まる!」など、巷でその効果を実感する声が後を絶たない「ヤクルト1000」。ここまで大人気になった理由と、より効果的に飲むコツを伝授しよう。

《ご迷惑をおかけして申し訳ございません。急激な需要の拡大に伴い、商品が品薄状態になっております》

 全国のスーパーで、今年の春頃から品切れを詫びるポップが貼られているコーナーがある。入手困難な状況が続いているのは、乳酸菌飲料ヤクルト「Y1000」だ。2021年4月から全国発売された同商品はいま、空前の売れ行きを記録している。ヤクルト本社広報担当者が話す。

「おかげ様で『ヤクルト1000』は1日あたり約115万本売れています。店頭用の『Y1000』は品切れの店舗も続出しているため、安定供給に向け、7月から増産体制をとる予定です」 この売れ行きは想像以上のスピードだという。

「ヤクルトシリーズのメイン商品『Newヤクルト』(65ml・40円)類の1日あたりの売上本数は約404万本なのですが、全国発売から1年しか経っていないにもかかわらず、『ヤクルト1000』が主力商品の4分の1を超える売れ行きをみせています」(ヤクルト本社広報担当者)

 芸能界でも「ヤクルト1000」にハマる人が続出している。

 中居正広(49才)は、バラエティー番組で、「毎週月曜日に届く」とコメントし、バイオリニストの高嶋ちさ子(53才)はインスタグラムで、同商品を飲んだ後に寝つきがよくなったことを明かし、《ヤクルトに個人的に感謝状を送りたい》と綴った。

 現在「ヤクルト1000」シリーズは、容量と形が異なる2タイプが販売されている。訪問販売専用の「ヤクルト1000」(100ml・130円)と、コンビニなど店頭に置かれている「Y1000」(110ml・150円)だ。前出のヤクルト本社広報担当者が両商品の違いを説明する。

「店頭販売用は、目立ちやすさや飲みごたえを重視して、容量が10ml多いのですが味や機能は同じです」

 1935年から販売され、広く親しまれてきた「ヤクルト」は、シロタ株と呼ばれる乳酸菌「L.カゼイYIT9029」を含むのが特長だ。

 東北大学名誉教授で乳酸菌を専門に研究する齋藤忠夫さんが解説する。

「乳酸菌はおもに500種類ほどが知られていますが、その特性は菌株によって大きく異なります。シロタ株は数ある乳酸菌のなかでも、特に胃酸や胆汁への耐性が強い。生きた状態で腸まで届くので、腸内で増殖できるのです」

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