ライフ

「美肌県グランプリ」でわかった47都道府県別「肌特徴」とケアの注意点

紫外線が“肌に悪い”は本当?

美肌の人が多い都道府県は?

 食文化や性格などに違いが表れると言われる“県民性”。女性の肌の状態にも、地域ごとの特徴が見られるという。

 化粧品メーカー・ポーラが発表した「美肌県グランプリ2021」によると、美肌県第1位に輝いたのは石川県で、2年連続のトップだった。「美肌県グランプリ」とは、ポーラのパーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」が保有する約1970万件(2021年12月末時点)もの肌のビッグデータを活用したものだ。

 この「美肌県グランプリ」では、「色・形」の8部門(【1】水分量、【2】コラーゲン、【3】皮脂毛穴レス、【4】エイジング毛穴レス、【5】しみレス、【6】キメ、【7】黄ぐすみレス、【8】透明感)と、「ゆらぎ」の5部門(【9】皮脂バランス、【10】タフ肌〈物理的刺激、化学的刺激、マイクロダスト〉、【11】ホルモンバランス、【12】ストレス耐性、【13】ニキビレスに加えて、【14】肌ポテンシャル(肌三層〈うるおいを保って透明感のある角層を生み出す表皮、ハリ感や弾力を生み出す真皮、肌のクッション性を維持する皮下組織〉がこの先きちんと機能を発揮できるかどうかの予測)の計14部門によって評価が決まる。

 そこで「美肌県グランプリ2021」で、これらの部門において高評価となった県をはどこなのだろうか。

●3部門のトップは【石川県】
水分量第1位 コラーゲン第1位 透明感第1位

 石川県は3部門で1位を獲得。肌のハリやうるおいを与える「水分量」と、肌のハリや弾力を保つのに欠かせない「コラーゲン」の部門で2年連続1位、2020年は2位だった「透明感」でも1位を獲得。さまざまな外的刺激にも強い「タフ肌」でも3位となり、ハリのある透明美肌であると判明。

石川県出身の浜辺美波

石川県出身の浜辺美波

●過去5回総合トップ【島根県】
皮脂毛穴レス第1位 エイジング毛穴レス第3位 肌ポテンシャル第3位

 皮脂は肌が生み出す「天然のクリーム」だが、うるおいバランスが崩れて必要以上に分泌されると、毛穴目立ちの原因になる。そんな「皮脂毛穴」が最も目立ちにくいのは島根県だった。このほか「エイジング毛穴レス」でも3位、未来の肌のために高めておきたい肌ポテンシャルも3位と優秀。徹底したうるおい&紫外線ケアでさらなる美肌が目指せる。

島根県出身の田中美佐子

島根県出身の田中美佐子

●なめらかで透明感のある肌【鳥取県】
エイジング毛穴レス第1位 皮脂毛穴レス第2位 透明感第3位 ニキビレス第3位

 加齢によって肌がたるんだり、毛穴の周囲で炎症が起きると、毛穴の形が変形して目立ちやすくなる。そんな「エイジング毛穴」が最も目立ちにくいのは鳥取県で、隣の島根県と2つの毛穴部門の1位を分け合った。くすみの原因やニキビリスクも少ない、なめらかで透明感のある肌が特長。紫外線ケアを忘れず、血液やリンパのめぐりも心がけて!

関連記事

トピックス

(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト