芸能

『オールドルーキー』稲垣来泉、泉谷星奈など 将来有望な人気子役たち

本格的な演技を見せる稲垣来泉と

本格的な演技を見せる稲垣来泉(右)と泉谷星奈(芸能事務所「ウォーターブルー」のTwitterより)

 ドラマや映画に欠かせない存在が子役たち。いま、将来有望な“原石”が次々と登場しています。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、昨今の子役事情を分析します。

 * * *
 綾野剛サン(40才)主演の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)で重要なシーンとなるのは、夫・綾野サンを叱咤激励する妻・榮倉奈々サン(34才)との家庭でのシーン。元アナウンサーの専業主婦という役柄で、現役を引退し、自暴自棄になる夫を支えるだけでなく、サッカー選手ではなくなったパパに対し落胆する娘たちを慰め、フォローする榮倉サンの演技は本当にすばらしいです。が、それ以上に、私が見入ったのは、長女役を熱演する稲垣来泉チャン(11才)でした。

 そう、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロイン・黒島結菜サン(25才)の幼少期を演じ、同作のファーストシーンで、シークワーサーの樹に飛びついていたのが彼女。芸能事務所『クラージュ』のキッズモデル・タレントセクションで、かつて桜田ひよりチャン(19才)も所属していた『クラージュキッズ』の筆頭女優さんです。

 ちなみに来泉チャンの妹役で、「かわいい」「有吉弘行サン(48才)の幼少期にそっくり」「堀越勸玄クン(9才)に似ている」とネットを騒がせるのは泉谷星奈チャン(5才)。大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)や『鎌倉殿の13人』(同)、嵐の松本潤クン(38才)主演の『となりのチカラ』(テレビ朝日系)などに出演していた星奈チャンは、二宮和也クン(39才)主演の『マイファミリー』(TBS系)で、大島美優チャン(12才)が演じた「鳴沢友果」の幼少期も演じていました。

 最近の人気子役ちゃんたちは、こうして、アッという間に人気作品から引っ張りだこになるという特徴があります。

 あの芦田愛菜チャン(18才)のドラマデビュー作『Mother』(日本テレビ系)の水田伸生監督がオーディションを重ねるも、なかなか「継美」に出会えず、「まだ小学生ではないけれど」「関西在住だから東京での撮影は大変だと思うけれど」「やっぱり、あの子しかいない」と、初回のオーディションで出会った愛菜チャンに「戻った」のは有名な話。いまもオーディションはあるのでしょうけれど、それよりは「あの作品に出ていた子」として、ご指名に近いオファーを受ける子役ちゃんも増えているのだと思います。

 実はそれについて昨年10月、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で共演した川原瑛都クン(8才)に質問したことがあります。

関連記事

トピックス

山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン