スポーツ

「自分の息子、孫のように誇らしい」大谷翔平と同時代を生きる幸福な日々

大谷翔平はアスリートの枠を超え、日本人にとってかけがえのない存在に(写真=Sipa USA/時事通信フォト)

大谷翔平はアスリートの枠を超え、日本人にとってかけがえのない存在に(写真=Sipa USA/時事通信フォト)

 暗澹たるニュースが続く中、朝目覚めると目の当たりにする二刀流の躍動は、現地アメリカでの熱狂とは違った心に滲み入る感動を日本に届けてくれる。大谷翔平はアスリートの枠を超え、日本人にとって今やかけがえのない存在になった。大谷ファンとして知られる作家の平松洋子さん、タレントの石原良純さん、女優の冨士眞奈美さんに、思いを聞いた。

痺れるような興奮や感動は想像もつかない僥倖 平松洋子(作家)

9勝目をあげた7月13日(日本時間14日)には、野茂英雄以来日本人2人目となる4試合連続2桁奪三振の偉業を達成。不振の続くチームで、ひとり気を吐く(時事通信フォト)

9勝目をあげた7月13日(日本時間14日)には、野茂英雄以来日本人2人目となる4試合連続2桁奪三振の偉業を達成。不振の続くチームで、ひとり気を吐く(時事通信フォト)

 去年ホームラン王争いをした選手が、今年はサイ・ヤング賞候補になっている──夢物語でさえなかったことを現実にした男、それが大谷翔平だ。

 昨シーズン開幕から今日まで、大谷選手が出場するMLBの全試合を観てきた。才能と感情に溢れる姿を見逃せない理由のひとつは、地平が切り拓かれる瞬間が、彼の立つ球場にあるからだ。野球選手の実績は、緻密な分析に基づく数字で語られる。しかし、彼の投打やふるまいが生み出すのは、驚異の数字や記録をさらに超える新たな「価値」。既存の価値や意識が変わる現場を目撃するときの、じーんと痺れるような興奮や感動は、想像もつかない僥倖だった。

 今季前半を観届け、思う。「ベーブ・ルース」の名前は、もう必要ない。大谷翔平が未踏の地を歩くさまをこの目で見てみたい、知りたい、一瞬を追いたい。

関連キーワード

関連記事

トピックス

一般参賀にお姿を見せた上皇さまと美智子さま(時事通信フォト)
《新年を寿ぐホワイトドレス》「一般参賀に参加いただく必要があるのか?」美智子さま“お手振りなし異変”報道で波紋…上皇ご夫妻が行事に込める「内に秘められた心の部分」
NEWSポストセブン
元日本テレビアナウンサーの大神いずみ氏(右)と放送作家の山田美保子氏
《2026年の女性アナ事情》各局エース級が続々フリー転身 次世代を担うポスト田村真子、岩田絵里奈は誰か?【大神いずみ氏×山田美保子氏対談】
週刊ポスト
茨城県水戸市のアパートでネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された
《水戸市・31歳ネイリスト女性死亡》「『誰かのために働きたい』と…」「足が早くて活発な子」犯人逃走から6日間、地元に広がる悲しみの声
NEWSポストセブン
浅田真央と村上佳菜子の“断絶関係”に変化
《声をかけて寄り添って》浅田真央と村上佳菜子の“断絶関係”に変化 沈黙から一転、見られていた「雪解けの予兆」
NEWSポストセブン
新宿の焼肉店で撮影された動画が物議(左は店舗のInstagramより、右は動画撮影者より提供)
《テーブルの上にふっくらとしたネズミが…》新宿・焼肉店での動画が拡散で物議、運営会社は「直後に殺処分と謝罪」「ねずみは薬剤の影響で弱って落下してきたものと推察」
NEWSポストセブン
竹内涼真(時事通信フォト)
竹内涼真、白石聖、たくろう、谷口彰悟…山田美保子さんが選ぶ「2026年に目が離せない8人」
女性セブン
新年一般参賀に出席された秋篠宮家次女・佳子さま(2026年1月2日、撮影/黒石あみ)
《新年一般参賀で見せた“ハート”》佳子さま、“お気に入り”のエメラルドグリーンドレスをお召しに 刺繍とハートシェイプドネックがエレガントさをプラス
NEWSポストセブン
元仙台高裁判事の岡口基一氏
「裁判所当局が嫌がった核心は白ブリーフだった」 弾劾裁判で法曹資格を失った岡口基一氏が振り返る「岡口裁判の急所」とは 裁判所と司法記者クラブの問題点も指摘
NEWSポストセブン
新年一般参賀に出席された皇后雅子さま(2026年1月2日、撮影/黒石あみ)
《新年一般参賀の“ブルーリンク”コーデ》皇后雅子さまはスタンドカラーでフォーマルに、愛子さまはマオカラー風で親しみやすさを演出
NEWSポストセブン
松田烈被告
「スマホから『映してください』と指示の声が…」ネットで“性的暴行してくれる人を募集”した松田烈被告(28)、被害女性が語った“外道すぎる犯行”
NEWSポストセブン
真美子さん(共同通信)が使用していたブランドとは
《ハワイ・ファミリーデートで真美子さんが持っていたプチプラバッグ》「同年代インフルエンサーのアスレジャーブランド」か?と話題に 実用性の高いトートバッグ、大谷は「娘のベビーカー担当」
NEWSポストセブン
ジャーナリストの溝口敦氏(左)とフリーライターの鈴木智彦氏
《溝口敦氏×鈴木智彦氏が対談》山口組抗争終結後の暴力団 勝ったはずの六代目山口組含めて勢力は縮小、トクリュウのほうが経済規模も大きく勢いがある現状
週刊ポスト