国内

函館市長選立候補「大泉洋の兄」 二浪、貧乏学生、ディズニーマニア…その素顔

「函館の陰の支配者」という声も(時事通信フォト)

函館市長選に立候補した大泉洋の兄・潤氏(時事通信フォト)

 俳優、司会、バラエティー出演とマルチに活躍する大泉洋(49才)。彼に7才年上の兄がいることをご存じだろうか。兄・潤氏(56才)はこのたび来春の函館市長選への立候補を表明した。政治にかかわるだけあって“堅物”かと思いきや、大泉家のDNAは脈々と受け継がれているようで──。

 潤氏が来春の函館市長選への立候補を表明したのは7月12日のことだった。函館市役所に長く勤務してきた潤氏は、市長選出馬に向け、7月末で退職。報道陣の取材に対して、「出馬について洋には伝えている。家族思いの最高の弟です」と話すなど、事前に大泉に相談していたことも明かした。

 大泉家の“ボス”である父・恒彦さんは『女性セブン』の取材に、柔和な笑みを浮かべてこう話す。

「兄弟仲は、かなりいいと思いますよ。7才離れているせいか、けんかしたところは見たことがありませんね」

 教員を務める両親のもと、北海道江別市に生を受けた潤氏と大泉。彼らは、両親の愛を一身に受けてのびのびと育った。 

「かつてお母さまはインタビューで『親2人が教師で忙しかったこともあって、ゆっくりできるのは寝るときくらい。スキンシップを取るために洋が小学3年生になるまでは同じ布団で抱っこして寝ていた』と明かしていました」(芸能関係者)

 地元住民も「大泉家の人のよさは近所でも評判」と話す。

「お父さまは定年退職後、町内会会長をやったり、町内の親睦会でカラオケに精を出すなど活動的で優しいかた。お母さまもユーモアセンスにあふれる魅力的なかたです。潤さんはご両親から頭のよさと品のよさ、洋さんは、ユーモアセンスや表現力を引き継いだのかもしれません」(地元住民)

 潤氏は子供の頃から近所でも評判の秀才だったという。北海道有数の進学校として知られる札幌北高校を卒業後、早稲田大学に進み、幼い頃は、「神童」「天才」と評されていたと近隣住民は声を揃えた。だが、前出の父・恒彦さんは恐縮して言う。

「いやいや、潤がそんなふうに呼ばれていたことなんてないと思いますよ。だって、二浪していますから(笑い)。でも、大の“努力家”っていうことでは天才かな」 

 恒彦さんが語るように、潤氏は二浪の末に早稲田大学に合格。実は、二浪という点では大泉も同じだ。

「大泉さんは、お兄さんの姿を見ていたので、自分も二浪すれば志望の大学に行けるんじゃないかと思っていたそうです。でもうまくいかず、結局、道内の私立大学に進学した。当時、大泉さんはかなり落ち込んだそうです。ただ、大学時代に演劇に熱中し、その流れでテレビ進出を果たしたわけですから、結果的によかったのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン