各々のリーダー像を持っている
女性グループと男性グループの苦労は大きく異なる
芸能界には「リーダー」という肩書がそのまま呼び名になっているかたが大勢いらっしゃいます。まずは「TOKIO」の城島茂サン(51才)を筆頭とするジャニーズのリーダーです。城島リーダーは、もともと弁がたつ特徴も相まって、長年、グループの広報的存在を担っていました。それはメンバーの脱退時や「株式会社TOKIO」設立時にも生かされ、現在の『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)で同枠4本目となる情報生番組のキャスターとしても同様です。
私は2012年4月~2013年9月に放送されていた『あさナビ』に出演させていただいていたのですが、打ち合わせでも、スタジオでもロケ先でも、城島リーダーの目配りと気遣いには毎回感心させられました。現在、『週刊~』のメインパーソナリティーである石原良純サン(60才)に対する“猛獣使い”ぶりも、リーダーならではの経験が生かされているように思います。ちょうどその頃、日本武道館でTOKIOのライブがあり、スポンサーさんへの感謝を歌にした恒例『城島SONG』を拝聴しましたが、あれはクライアントさんには最高のひとときだと思います。広報担当は松岡昌宏クン(45才)ですが、城島リーダー&社長が広報も担っていることは確実です。
そして「リーダー」というよりは「中居クン」「中居サン」と呼ばれる方が断然多いSMAPのリーダー・中居正広サン(49才)は、いまやジャニーズのみならず、全アーティストのリーダーといっても過言ではありません。
7月16日、急性虫垂炎で出演できなくなってしまった『音楽の日2022』(TBS系)を見ていて、中居クンが抜けた穴の大きさを痛感しました。
男闘呼組のパフォーマンスに駆けつけた中居クンが特製ケーキを持って楽屋を訪ねた様子や、スタジオでイジられた様子を『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(同)の「『音楽の日』スピンオフ企画」で見ましたが、あれ……当日に見たかったですよね。