後藤厚労相から表彰状を授与されたHIROとTETSUYA
「現役時代は非常にハードなトレーニングで自分を追い込んでいました。でも(50代に入った)最近は追い込まれてストレスをためないように運動でも仕事でも、自分のペースをつかんで無理をしすぎないことを心がけています」
パフォーマーとして現役で活躍するTETSUYAは、体を動かし続けることが大事だと回答。それを聞いた杉は「年を取ると、TETSUYAのようにしゃべりながら体を動かすと関節が外れそうになっちゃう」と笑わせつつ、健康で長生きするために体を動かすことを推奨した。
杉は健康づくりに関する広報活動として、65才以上の高齢者ダンスチームを47都道府県に作るプロジェクトも推進している。この9月には、シニアチーム、プロダンサー、キッズ、アイドル等によるダンス対抗戦を日本国際ダンス連盟「FIDA JAPAN」の主催で開催する構想もあるという。
「ダンスも肝炎対策も、どうしたら皆さんの大切な健康を守れるかを考え、国は対策を考えています。肝炎ウイルスは無料で検査できる環境を全国に整え、薬も保険が適用できる。C型肝炎はのみ薬でほとんど完治します。不安にならずに、陽性であれば適切な薬で治療をしてほしいです」
未来の自分のために私たちはいま、何ができるのか。自分の命と向き合い、肝炎ウイルス検査の大切さについて耳を傾けて健康を守るために行動してほしい、と杉は結んだ。
※女性セブン2022年8月18・25日号