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俳優・升毅が昔から作っていたラタトゥイユ「夏野菜の美味しさを堪能できます」

夏野菜の水分だけで煮込み旨味がギュッ「ラタトゥイユ」

夏野菜の水分だけで煮込み旨味が凝縮される「ラタトゥイユ」

 料理好きの俳優・升毅は、自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める「居酒屋」を月2回ほど開催しているという。そんな升が、『週刊ポスト』の連載『居酒屋ますや』で夏野菜の旨味が凝縮された「ラタトゥイユ」を作った。

「昔から野菜のトマト煮をよく作っていて、最近になってこの料理がフランス発祥の煮込み料理『ラタトゥイユ』だと知りました(笑)。煮込み時間は5分程。野菜の美味しさを堪能でき、冷やしても美味しい一品なので、ぜひ作ってみてください。最後に加える赤ワインとバジルが、深みのある味わいのポイントです」(升)

 以下に、そのレシピを紹介する。

夏野菜の水分だけで煮込み旨味がギュッ「ラタトゥイユ」

■材料(4人分)
玉ねぎ…1コ
ズッキーニ…1本
なす…1本
ピーマン…2コ
黄パプリカ…1コ
にんにく…1かけ
オリーブオイル…大さじ2
塩…2つまみ
こしょう…適宜
トマト水煮缶(カット)…1缶
顆粒コンソメ…小さじ2
赤ワイン…大さじ2
バジル(乾燥)…1つまみ

■作り方
【1】玉ねぎは粗みじん切り、ズッキーニとなすは縦1/4に切って1cm幅に切る。ピーマンは縦1/4に切って種をとり1cm幅に切る。パプリカは縦1/8に切って種をとり1cm幅に切る。

玉ねぎは粗みじん切り、ズッキーニとなすは縦1/4に切って1cm幅に切る

玉ねぎは粗みじん切り、ズッキーニとなすは縦1/4に切って1cm幅に切る

【2】鍋にオリーブオイルを熱し、スライスしたにんにくを入れて弱火で炒める。香りが立ったら中火にして【1】を加えて炒め、塩とこしょうを加えてさらに炒める。野菜に火が通ったらトマト缶と顆粒コンソメを加える。

香りが立ったら中火にして塩とこしょうを加えてさらに炒める

香りが立ったら中火にして塩とこしょうを加えてさらに炒める

【3】弱めの中火で5分程煮たら、赤ワインを加えてアルコールを飛ばし、仕上げにバジルを加えて完成。

【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ、東京都出身。1985年に演劇ユニット「賣名行為」を結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰。主演ドラマ『旧車探して、地元めし』が映画チャンネルNECOで配信中。

YouTubeで動画公開中。
https://www.youtube.com/channel/UC-DmGAqCEZMypBwgMncP1tQ

撮影/阿部吉泰

※週刊ポスト2022年8月19・26日号

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