官邸関係者によると、「国が決めたことなので、国葬に異論はない。粛々と進めてほしい」という昭恵さんら遺族の気持ちが、官邸サイドには伝わっているという。
「安倍家は生粋の政治家一族です。しかし、安倍氏が志半ばで倒れたことで、後継者がまだ決まっていません。国葬の前に、洋子さんを中心に一族が集まり、後継者について意見をまとめる機会を持つようですが、誰が後継者になるにせよ、国葬ほどの大きなセレモニーで“憲政史上最長の総理在任期間”を印象づけられるなら、安倍家の今後にとっても大きな政治的な『レガシー』になる。国葬をあえて拒否する理由はありません」(官邸関係者)
国葬で来日するとされるオバマ氏や、アメリカの現女性副大統領カマラ・ハリス氏、さらにはトランプ前大統領まで、安倍邸への弔問を希望しているという情報もある。失意の安倍家にとって、これほど脚光を浴びて、勇気づけられることもないだろう。国葬の準備は着々と進んでいる。
※女性セブン2022年9月15日号