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激務が心配される安住紳一郎アナ 「都会的ではない雰囲気」で気になる存在に

「朝の顔」兼「会社の顔」に?

激務が心配されている

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、激務が心配されるTBS安住紳一郎アナウンサー(49才)について。

 * * *
 TBSの安住紳一郎アナの激務を心配するネットの声が、メディアで報じられた。俳優・香川照之が性加害疑惑で『THE TIME,』金曜日の総合司会を降板したため、月曜から木曜まで総合司会をしていた安住アナが、金曜日に緊急登板したからだ。

 他の番組も担当している安住アナにとって、金曜日は唯一の休み。それがつぶれて13連勤になったという。一般的な社会人の働く時間とはかなり異なるだろうアナウンサーの世界。13日連続勤務というのはどんなものか想像もつかないが、これだけみんなに心配される局アナもいないだろう。

 9月2日の金曜日、急きょ『THE TIME,』に出演した安住アナは、冒頭で香川さんの降板を伝えた。番組を見ていた人の中には、安住さんにしわ寄せがいった、巻き添えを食ったなど、そんな印象を持っていた人もいたと思う。

 ところが、この日のお天気コーナーは、大雨が降る香川県からの中継。そこで安住アナは「香川は今朝は雨のようですね」とポツリと発言したという。安住アナは話し方や声のトーンを様々に使い分けてえうのがうまく、、使われた言葉以上に声の印象で彼の感情や伝えたい感覚がわかるアナウンサーだ。

 今まで様々な番組で共演してきた香川さんへの思いを、その場の雰囲気や状況に合わせ、発言の中にやんわりとにじませたのだろう。それだけに彼の胸の内を慮った人も多く、それが視聴者からの心配につながった面もあるのかもしれない。

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