芸能

ゆたぼんの過激バイク試乗、専門家が「言語道断」と指摘する危険シーンの全容 共演者はアカウント削除

バイクが動き出した瞬間。危ない!(公式チャンネルより)

バイクが動き出した瞬間。危ない!(公式チャンネルより)

 少年革命家を自称するYouTuber・ゆたぼん(13)がバイクに乗る動画に対して、「危険すぎる」と批判が殺到している。ゆたぼんは今年6月より専用車「スタディ号」で47都道府県をめぐる日本一周プロジェクトを実施中だ。

 9月14日に公開した動画『遊びが一番のスタディや!』で、ゆたぼんは旅の資金を募るクラウドファンディングに支援した男性と対面。この男性はバイク好きらしく、彼に付き添われて、ゆたぼんがバイクに乗る場面もあった。男性に支えてもらいながら、ゆたぼんはゆっくりバイクを走らせた。転倒しかけた勢いで思わずアクセルを開け、片手がハンドルから離れてしまった瞬間には、周囲の笑い声とともに「片手ターン」というテロップなどでおもしろおかしく演出が施されていた。

 撮影では「トライアル」というオートバイ競技に使用される軽量なマシンが使用され、映像が流れているあいだは〈トライアルバイクは敷地内などでは免許無しで乗れますが、必ず免許を持っているプロの方の指導の元に乗りましょう〉という注釈テロップも表示されていた。

 しかしバイクに乗るゆたぼんが半袖短パン、素足にサンダルという軽装だったことや、転倒したことから、ネット上で「危険すぎる」と批判が殺到。そのせいか、動画に登場した男性はTwitterアカウントを削除してしまった。注釈にあった「プロの方」というのはこの男性のことを指していたのだろうか。

 モーターサイクルジャーナリストの小林ゆき氏が、今回の動画の危険性を解説する。

「オートバイに乗るときは適切な装備(ヘルメットやグローブ、ブーツ、プロテクター、長袖・長ズボンなどの服装)を着用することが、転倒時の身体への安全対策として不可欠です。今回の動画では『トライアル』と呼ばれる競技用のオートバイに、半袖、半ズボン、グローブなし、サンダルという軽装でエンジンをかけてオートバイの運転経験がない子どもを乗車させていますが、安全対策の観点ではまったく不十分です。監督する大人はそのような装備で乗車させることを止めないといけません」(小林氏)

 一歩間違えれば重大事故につながる危険性もあった。

関連記事

トピックス

小磯の鼻を散策された上皇ご夫妻(2025年10月。読者提供)
美智子さまの大腿骨手術を担当した医師が収賄容疑で逮捕 家のローンは返済中、子供たちは私大医学部へ進学、それでもお金に困っている様子はなく…名医の隠された素顔
女性セブン
吉野家が異物混入を認め謝罪した(時事通信、右は吉野家提供)
《吉野家で異物混入》黄ばんだ“謎の白い物体”が湯呑みに付着、店員からは「湯呑みを取り上げられて…」運営元は事実を認めて「現物残っておらず原因特定に至らない」「衛生管理の徹底を実施する」と回答
NEWSポストセブン
北朝鮮の金正恩総書記(右)の後継候補とされる娘のジュエ氏(写真/朝鮮通信=時事)
北朝鮮・金正恩氏の後継候補である娘・ジュエ氏、漢字表記「主愛」が改名されている可能性を専門家が指摘 “革命の血統”の後継者として与えられる可能性が高い文字とは
週刊ポスト
英放送局・BBCのスポーツキャスターであるエマ・ルイーズ・ジョーンズ(Instagramより)
《英・BBCキャスターの“穴のあいた恥ずかしい服”投稿》それでも「セクハラに毅然とした態度」で確固たる地位築く
NEWSポストセブン
箱わなによるクマ捕獲をためらうエリアも(時事通信フォト)
「箱わなで無差別に獲るなんて、クマの命を尊重しないやり方」北海道・知床で唱えられる“クマ保護”の主張 町によって価値観の違いも【揺れる現場ルポ】
週刊ポスト
火災発生後、室内から見たリアルな状況(FBより)
《やっと授かった乳児も犠牲に…》「“家”という名の煉獄に閉じ込められた」九死に一生を得た住民が回想する、絶望の光景【香港マンション火災】
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン