違約金も心配される米倉涼子だったが…
開幕1か月前の緊急降板となると、違約金も心配だろう。日本では、舞台や映画を突然降板した役者に対し、「億単位の違約金が発生」などと報じられることは少なくない。しかし、「今回はゼロです」と舞台関係者が明かす。
「スキャンダルや事故のように本人によほどの落ち度がない限り、通常は違約金は発生しないのです。特に『CHICAGO』のロキシー・ハートともなれば、演じたい女優はいくらでもいるので、代役もすぐに見つかりますよ」(ブロードウェーに詳しい舞台関係者)
実は米倉の降板のタイミングも、代役探しなどに必要な時間を考慮してのものだったという。
「ギリギリまで頑張って開幕してから降板となると、周りに迷惑がかかってしまいます。なので米倉さんは決断を先送りせず、このタイミングで腹をくくったようです」(前出・舞台関係者)
今後、大作ドラマの出演も続々と控えている米倉。「時には失敗してもいい」──いまの彼女にかけたいのは、そんな言葉かもしれない。
※女性セブン2022年10月20日号