芸能

佐津川愛美が禁断の世界に挑む。夫を愛するからこそ“夫婦交換”する主婦役に

セックスレスに悩む妻・志保は「もう一人子どもが欲しい」と臨むも、夫から「妻だけED」を告白され・・・。

(C)「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」製作委員会

セックスレスに悩む妻・志保は「もう一人子どもが欲しい」と臨むも、夫から「妻だけED」を告白され・・・。 (C)「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」製作委員会

 佐津川愛美(34才)が主演を務めるドラマ『夫婦円満レシピ〜交換しない?一晩だけ〜』(テレビ東京系)がスタート。ある事情を理由に一組の夫婦が“夫婦交換”に踏み切るさまを描いた本作は、第1話の放送からさっそく多くの視聴者に衝撃的な作品として迎えられているようだ。たしかにタイトルからしてインパクト大だが、根底にあるテーマはとても切実なものである。

 本作は、漫画・越川珠江、原作・アオイセイによる『夫婦円満レシピ〜それでも夫を愛している〜』(双葉社)を実写ドラマ化したもの。円満な家庭を築いてはいるものの、夫とのセックスレスに悩んでいる女性にフォーカスし、彼女の本音をすくい取る作品である。

 佐津川が演じる主人公・仁科志保がテレビ画面の“こちら側”に語りかける手法が採用されており、視聴者の中には心をざわつかせているかたもいるのではないだろうか。

 あらすじはこうだ。在宅でライターの仕事をしながら、愛娘の子育てをしている仁科志保(佐津川)。夫の浩介は明るく心優しい男性で、志保はそれなりに満ち足りた生活を送っているが、じつはセックスレス状態に悩んでいる。

佐津川演じる志保は、一児の母であり在宅でライターの仕事をしながら子育てをしている。

(C)「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」製作委員会

佐津川演じる志保は、一児の母であり在宅でライターの仕事をしながら子育てをしている。 (C)「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」製作委員会

 この仲の良い夫婦は「弟か妹が欲しい」と娘から言われたことで久しぶりに愛を交わそうとするのだが、浩介が妻に対してだけ性的欲求を感じない“妻だけED”になっていることが発覚。大きなショックを受ける志保に対して浩介は、夫婦を交換してセックスをする「夫婦交換」をしてみないかと提案する――。

 本作は主演の佐津川を筆頭に、キャスト陣もユニークだ。志保の夫・浩介役には、男性アイドルグループ・Kis-My-Ft2のメンバーである千賀健永。いまのところほとんどの視聴者が浩介に対して抱いているイメージは、“ごく平凡な夫”というものではないだろうか。それを千賀は柔らかく体現しているが、これから「夫婦交換」によってどのように変化していくのかが見どころの一つとなりそうだ。

 そのほか、夫婦交換のためのコミュニティ「ナイトアクアリウム」の主宰者役に平岡祐太、その妻で臨床心理士の女性を板谷由夏が演じている。さらに、橋本マナミ、柳ゆり菜、野波麻帆らが志保の“ママ友”の役に配されている。

 10月5日放送の第1話で描かれたのは、まだ物語の入口だ。夫とのセックスレスに悩む志保に対して浩介が「夫婦交換」を提案し、それに彼女は猛反発。

 しかしこれが本当に解決策になるのであればと、しぶしぶ「ナイトアクアリウム」に参加し、主宰者である男と交わることに。志保が新たな扉を開くところまでが描かれた。

最初は猛反発した志保も夫婦交換のためのコミュニティに参加し・・・・・・。(C)「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」製作委員会

最初は猛反発した志保も夫婦交換のためのコミュニティに参加し・・・・・・。(C)「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」製作委員会

関連キーワード

関連記事

トピックス

中村芝翫の実家で、「別れた」はずのAさんの「誕生日会」が今年も開催された
「夜更けまで嬌声が…」中村芝翫、「別れた」愛人Aさんと“実家で誕生日パーティー”を開催…三田寛子をハラハラさせる「またくっついた疑惑」の実情
NEWSポストセブン
ロシアのプーチン大統領と面会した安倍昭恵夫人(時事通信/EPA=時事)
安倍昭恵夫人に「出馬待望論」が浮上するワケ 背景にある地元・山口と国政での「旧安倍派」の苦境
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《秘話》遠野なぎこさんの自宅に届いていた「たくさんのファンレター」元所属事務所の関係者はその光景に胸を痛め…45年の生涯を貫いた“信念”
週刊ポスト
政府備蓄米で作ったおにぎりを試食する江藤拓農林水産相(時事通信フォト)
《進次郎氏のほうが不評だった》江藤前農水相の地元で自民大敗の“本当の元凶”「小泉進次郎さんに比べたら、江藤さんの『コメ買ったことない』失言なんてかわいいもん」
週刊ポスト
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
水原一平の賭博スキャンダルを描くドラマが「実現間近」…大谷翔平サイドが恐れる「実名での映像化」、注目される「日本での公開可能性」
週刊ポスト
川崎、阿部、浅井、小林
女子ゴルフ「トリプルボギー不倫」に重大新局面 浅井咲希がレギュラーツアーに今季初出場で懸念される“ニアミス” 前年優勝者・川崎春花の出場判断にも注目集まる
NEWSポストセブン
6年ぶりに須崎御用邸を訪問された天皇ご一家(2025年8月、静岡県・下田市。撮影/JMPA)
天皇皇后両陛下と愛子さま、爽やかコーデの23年 6年ぶりの須崎御用邸はブルー&ホワイトの装い ご静養先の駅でのお姿から愛子さまのご成長をたどる 
女性セブン
「最高の総理」ランキング1位に選ばれた吉田茂氏(時事通信フォト)
《戦後80年》政治家・官僚・評論家が選ぶ「最高の総理」「最低の総理」ランキング 圧倒的に評価が高かったのは吉田茂氏、2位は田中角栄氏
週刊ポスト
コンサートでは歌唱当時の衣装、振り付けを再現
南野陽子デビュー40周年記念ツアー初日に密着 当時の衣装と振り付けを再現「初めて曲を聞いた当時の思い出を重ねながら見ていただけると嬉しいです」
週刊ポスト
”薬物密輸”の疑いで逮捕された君島かれん容疑者(本人SNSより)
《28歳ギャルダンサーに“ケタミン密輸”疑い》SNSフォロワー10万人超えの君島かれん容疑者が逮捕 吐露していた“過去の過ち”「ガンジャで捕まりたかったな…」
NEWSポストセブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
反論を続ける中居正広氏に“体調不良説” 関係者が「確認事項などで連絡してもなかなか反応が得られない」と明かす
週刊ポスト
スーパー「ライフ」製品が回収の騒動に発展(左は「ライフ」ホームページより、みぎはSNSより)
《全店舗で販売中止》「カビだらけで絶句…」スーパー「ライフ」自社ブランドのレトルトご飯「開封動画」が物議、本社が回答「念のため当該商品の販売を中止し、撤去いたしました」
NEWSポストセブン