芸能

松本潤、大河初主演で岡田准一や小栗旬から助言 撮影現場の雰囲気作りにも尽力

うな重の差し入れをしキャストやスタッフを喜ばせたという

小栗旬や岡田准一から助言を受けたという

 ミラーボールのような七色の光の先にあるのは、ダンスステージ……ではなく何台も並んだアツアツの鉄板とコンロ。その上で焼かれる極上の肉は、食欲をそそるにおいと音でお腹を刺激する。鉄板の前に立つのは、松本潤(39才)だった。これは10月、来年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の撮影現場での一幕だ。同ドラマのスタッフが明かす。

「その日は、差し入れの一覧表に『焼き肉弁当』とあったので食事の時間を楽しみにしていました。どんな豪華弁当にありつけるのかと思っていたら、まさか松本さんが即席の焼き肉店を作ってしまうなんて! ミラーボールまで用意して特設会場も作っていました。座長として、現場の雰囲気作りにまで気を配っているんだと感じました」

 クランクインは今年6月。序盤は地方でのロケが中心だったという。

「愛知県内の海岸や、静岡県浜松市の展望台、ほかにも茨城県でも泊まりがけのロケが行われました。そういったときも、スタッフ全員での食事の機会を松本さんが作ってくれたことがありました。徳川家臣団のように、キャストとスタッフが一丸となって撮影が進んでいます」(前出・ドラマスタッフ)

『どうする家康』は、小国・三河の岡崎城主、松平広忠の息子として生まれた家康が、乱世を終わらせるまでを描く物語だ。群雄割拠の戦国時代を描くだけあって、キャスティングも豪華の一言。織田信長を岡田准一(42才)、武田信玄を阿部寛(58才)、今川義元を野村萬斎(56才)が演じるほか、家康の側近・酒井忠次役には大森南朋(50才)が名を連ねている。

「特に、松本さんの事務所の先輩で、2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』で主演を務めた岡田さんに助言をもらうことがあるそうです。時代劇では、現代とは違う独特な所作をマスターしなければなりません。例えば、歩くときに手を振らないとか、立ち上がるときは絶対に手をつかないとか。大河の主役となれば、なおさら完璧な所作が要求されますから、かなり気を使っているようです」(前出・ドラマスタッフ)

 物語序盤の舞台となる静岡県や愛知県内は、すでに大きな盛り上がりを見せているという。

「東海地方限定のポスターが11月初旬から各所に貼られ始め、松本さんが訪れた浜松城にはファンが押し寄せています。来年1月8日の初回放送日には、松本さんらキャストが1日で静岡県静岡市と浜松市、愛知県岡崎市の3か所を訪れるイベントの開催も告知されました。スタート前から大きな期待が集まっています」(NHK関係者)

関連記事

トピックス

(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト