芸能

【元局アナ座談会】苦労した恋愛事情 元テレ東・亀井アナ、写真誌に撮られて謝罪行脚も

亀井京子アナは写真週刊誌による苦い思い出も…

亀井京子アナは写真週刊誌による苦い思い出も…

 ネット全盛の時代、若者のテレビ離れが加速し、各局のアナウンサーの役割も変化しつつある。これからテレビを彩る“華”たちはどこに向かうのか。元局アナ3人(石井希和=元テレビ朝日、中村仁美=元フジテレビ、亀井京子=元テレビ東京)が語りつくした。(全3回の第3回。第1回から読む

 * * *
中村:今の子たちは自らSNSで情報発信していますけど、私たちの頃は「女子アナブーム」の真っ只中で、写真週刊誌の尾行や張り込みが多くて大変でしたよね。

石井:新人研修で「手さえ繋いでいなければ何とでも言い訳ができる」と先輩に言われました。いま考えると、手を繋いでなくてもごまかせませんけどね。

亀井:新人の時にそんな貴重な教えがあったんですか!?

石井:そう!

中村:勘違いされるような写真はNG。真剣にお付き合いしているのならいいけれど、遊びならやめた方がいいと。

石井:でも難しいですよね。撮られたからって結婚が決まったわけじゃないし。後で「聞いてなかった」って言う人も社内にはけっこういるけど、こういう話って事前に報告するわけにもいかないでしょ?

亀井:テレ東では先輩がプロ野球選手と写真を撮られた時は「フライデーされるアナウンサーがテレ東から生まれるなんてすごい」って沸いたくらい。でも、私が入社2年目で夫(当時、読売ジャイアンツ所属の林昌範投手)と週刊誌に撮られた時は、上層部にものすごく叱られました……「これは謝罪案件だ」と言われて、各所に謝罪行脚をしまして。

石井:つらいなぁ。でも、お互いが好きになってしまったら、仕方がないんですよね。

中村:うちはざっくばらんで、アナウンサー同士で恋愛話をすることもありました。周囲が「スポーツの資料です」とか言いながら週刊誌のコピーを配ったりして(笑)。イジッてくれたのが逆にありがたかったです。

亀井:私もアナウンス部内では「独身同士だから別に悪いことじゃない」という感じ。でも、「もう、スポーツアナウンサーとしては育てられない」って言われてしまいました。

中村:そうか、仕事も限られちゃうのか~。

亀井:だから、畑が野球から競馬に変わりました。

石井:アナウンサーなのに自宅前でカメラ持って待たれるみたいな状況は、本当に仕事がしづらいですよね。

中村:タレントさんは事務所が守ってくれるけど、アナウンサーは会社員ですからね。よほどじゃない限り電車で帰りなさいって言われるし。

石井「テレビ朝日の会社員として」と、新人の頃から徹底して言われました。同じ画面に映っていても、タレントさんと同じ土俵にはいない。その場での役割を認識して、立ち振る舞いに気をつけなさいと。

「個性を出すな」とも言われましたね。番組は自分の考えを主張する場ではないから。

関連記事

トピックス

ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん
《“ドバイ案件”疑惑のウクライナ美女》参加モデルがメディアに証言した“衝撃のパーティー内容”「頭皮を剥がされた」「パスポートを奪われ逃げ場がなく」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
【伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑に “抗戦のかまえ” 】〈お遊びで卒業証書を作ってやった〉新たな告発を受け「除籍に関する事項を正式に調べる」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
《不動産投資会社レーサム元会長・注目の裁判始まる》違法薬物使用は「大きなストレスで…」と反省も女性に対する不同意性交致傷容疑は「やっていない」
NEWSポストセブン
女優・福田沙紀さんにデビューから現在のワークスタイルについてインタビュー
《いじめっ子役演じてブログに“私”を責める書き込み》女優・福田沙紀が明かしたトラウマ、誹謗中傷に強がった過去も「16歳の私は受け止められなかった」
NEWSポストセブン
中国の人気芸能人、張芸洋被告の死刑が執行された(weibo/baidu)
《中国の人気芸能人(34)の死刑が執行されていた》16歳の恋人を殺害…7か月後に死刑が判明するも出演映画が公開されていた 「ダブルスタンダードでは?」の声も
NEWSポストセブン
13日目に会場を訪れた大村さん
名古屋場所の溜席に93歳、大村崑さんが再び 大の里の苦戦に「気の毒なのは懸賞金の数」と目の前の光景を語る 土俵下まで突き飛ばされた新横綱がすぐ側に迫る一幕も
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(右・時事通信フォト)
「言いふらしている方は1人、見当がついています」田久保真紀氏が語った証書問題「チラ見せとは思わない」 再選挙にも意欲《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、夫の音楽家・塩入俊哉氏(時事通信フォト、YouTubeより)
「結婚前から領収書に同じマンション名が…」「今でいう匂わせ」参政党・さや氏と年上音楽家夫の“蜜月”と “熱烈プロデュース”《地元ライブハウス関係者が証言》
NEWSポストセブン
学歴を偽った疑いがあると指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長(共同通信/HPより)
《伊東市・田久保市長が独占告白1時間》「金庫で厳重保管。記録も写メもない」「ただのゴシップネタ」本人が語る“卒業証書”提出拒否の理由
NEWSポストセブン
7月6~13日にモンゴルを訪問された天皇皇后両陛下(時事通信フォト)
《国会議員がそこに立っちゃダメだろ》天皇皇后両陛下「モンゴルご訪問」渦中に河野太郎氏があり得ない行動を連発 雅子さまに向けてフラッシュライトも
NEWSポストセブン
参院選の東京選挙区で初当選した新人のさや氏、経世論研究所の三橋貴明所長(時事通信フォト)
参政党・さや氏が“メガネ”でアピールする経済評論家への“信頼”「さやさんは見目麗しいけど、頭の中が『三橋貴明』だからね!」《三橋氏は抗議デモ女性に体当たりも》
NEWSポストセブン
かりゆしウェアをお召しになる愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《那須ご静養で再び》愛子さま、ブルーのかりゆしワンピースで見せた透明感 沖縄でお召しになった時との共通点 
NEWSポストセブン