自分のキャパシティを意識することが大切(イメージカット)
【判定】
「YES」と思える項目が0個の方は、見事なまでに無理をしない毎日を過ごしています。そのままの調子で穏やかにマイペースに生きていってください。
「YES」が1~4個の方は、いい感じに肩の力が抜けています。気の迷いで半端にヤル気を出したりしない限り、今のままストレス少なめの日々を送れるでしょう。
「YES」が5~8個の方は、かなりの無理を自分に強いています。心も体も悲鳴を上げる寸前かも。自分の中にある「こうあらねば」をひとつずつ捨てていきましょう。
「YES」が9~10個の方は、押しも押されもせぬ「無理中毒」です。自分を変えるのは容易ではありませんが、もし「無理をしない快感」に気づくことができたら、目の前にバラ色の景色が広がるでしょう。
チェック項目のひとつひとつは、強く責められることではありません。誰もがついやってしまうことや、むしろ「望ましい」とされている行為や心がけもあります。「おいおい、エスカレータのは強く責めろよ!」と憤っている人は、そこまでムキになって「正義の味方」になりたい原因を考えてみたほうがいいでしょう。いや、大きなお世話ですけど。
話がそれましたが、チェック項目として並んでいるのは、どれも「無理してやらなくてもいい」ことばかり。してしまうことで自分に無理をかけたり、無理してやろうとすればするほどストレスが増えたりする一面もあります。
イヤなヤツとはニコやかに話す必要はありません。「知らない」「わからない」は積極的に言えたほうが楽だし、結果的にいい印象につながります。SNSでイキッたところで「痛い人」に見えるだけ。ミスしたらさっさと謝れる人のほうが、高い評価を得られます。人と比べて一喜一憂するのは、自分に無理を強いるだけの不毛な悪癖でしかありません。
前半の5つの項目についてざっとご説明しましたが、後半の5つも同じスタンスです。書くほうにも読むほうにも無理がかからないように、後半の説明は省略ということで。前半も含めてどの項目も、無理にそうしようとするのをやめることで、重い荷物を下ろした気になったり、見える景色が変わったりするはずです。
とくにある程度年齢を重ねた世代にとって、なるべく無理をしないことは、毎日を楽しく生きる上でもっとも大切な心がけと言えるでしょう。しかし、長年にわたって染みついている「無理をしてしまう癖」は、なかなか抜けてくれません。困ったものです。
風の噂で、最近「無理をしない自分になりたい」という願いをかなえてくれる本が出たと聞きました。タイトルは『無理をしない快感 「ラクにしてOK」のキーワード108』(石原壮一郎著、KADOKAWA刊)。心がスッと軽くなる提言が満載で、無理なく読み終わった頃には、めでたく「意識ゆるい系」の人に生まれ変われるとか。
……と、自分が書いた本をなるべく無理のない流れで取り上げてみました。うーん、狙いとは裏腹に、ちょっと無理があるかも。「無理」と縁を切るのは、一筋縄ではいかないようです。あ、しまった。そう言ってしまうと本の趣旨に完全に反してしまいますね。
