自宅でバランスボールを使って運動する生前の橋田さん(2014年11月)
そして、橋田さんの死後、最期の様子や遺体の状況までペラペラとしゃべるピン子に石井はますます不信感を強めていった。
「橋田さんが他界した日、ピン子さんは知り合いの新聞記者に自ら電話をかけて『私がママをひとりで看取った』みたいに話していたけど、実際には10人以上がその場にいたんです。大袈裟に話をするピン子さんに石井さんは辟易していて……。
その後、ピン子さんと石井さんが最後に会ったのは橋田さんの葬儀の場。2人は隣り合わせでしたが顔を背け、言葉を交わすことはなかった。この日から、両者の関係は日増しに悪化しました」(前出・石井の知人)
以降、ピン子の葬儀費用や散骨発言などで対立が深まり、ついに決定的な決裂が明らかになったのが、今回の「ピン子外し」にほかならない。
「今春のスペシャルドラマにえなりくんが出演してピン子さんが出ないのは、石井さんがえなりくんを“選んだ”ということ。昨年ピン子さんは焦りを感じてか、えなりくんに歩み寄る姿勢を見せていたけど、後の祭りでした。橋田さんに捧げる大事なドラマのキャスティングを外されて、ピン子さんは地団駄を踏んだでしょうね」(前出・石井の知人)
橋田さんに対する愛情が強すぎるゆえに生まれた女の泥沼。現在、橋田さんという後ろ盾をなくしたピン子は厳しい立場に追い込まれている。
「テレビの仕事がほぼなくなり、女優業は舞台だけです。頼みの綱である渡鬼ファミリーから“絶縁状”を叩きつけられ、ピン子さんの石井さんに対する憎しみは募るばかり。近しい人に“あの女だけは絶対に許さないんだから!”と宣戦布告のように語り、冷静さを失っているようです」(前出・TBS関係者)
まるでドラマさながらの衝突を見せる2人。こんな泥沼シナリオは橋田さんでも書かないだろう。
※女性セブン2023年2月16日号