ラーズ・ヌートバー(写真=ニューズコム/共同)
唯一の参加となるダルビッシュはネットの音声配信ライブでファンの質問に応える形で、ほかの4人の合宿参加についてこう本音を明かした。
「僕と同じ時期には誰もムリなんじゃないかな。球団としては行ってほしくないでしょうね」
こうしたMLB側の意向は、日本の先発投手の布陣にも影響を及ぼす可能性が高い。2月7日のスポーツ報知のインタビューで栗山監督は1次ラウンドの先発4投手について、「メジャー組の球団との最終調整をして、なるべく早く(17日からの)合宿の前には伝えたい」と語った。
「先発は大谷、ダルビッシュ、山本、ロッテの佐々木朗希(21)が有力ですが、問題は大谷です。エンゼルスのオープン戦が始まるのは2月25日で、そこで実戦の登板を見ないと調子を判断できません。状態次第では、エンゼルス側が1次ラウンドで大谷が先発することを認めない可能性があります」(前出・スポーツ紙デスク)
※週刊ポスト2023年2月24日号