国内

《旭川14歳女子中学生いじめ事件》遺族をツイッターで誹謗中傷したアカウント「きなこもち」に事実無根の情報を吹き込んだ人物がいた

いじめ事件で亡くなった

いじめ事件で亡くなった廣瀬爽彩さん

「『きなこもち』というアカウント名を使い、ネットで遺族を誹謗中傷した旭川在住の女性には嘘の情報を吹き込んだ人物がいます」── 「NEWSポストセブン」の取材にそう証言するのは、遺族を支援する関係者だった。2021年2月13日、中学2年生だった廣瀬爽彩さん(当時14歳)は自宅から失踪し、翌3月に北海道旭川市内の公園の雪の中で凍死している状態で発見された。

 爽彩さんが亡くなった背景には、中学の上級生からのいじめ問題があるとして、第三者委員会が調査を進め、昨年4月にいじめと認定。非業の死を遂げた爽彩さんの事件からまもなく2年が経とうとしている──。

 現在、旭川市長直属の第三者委員会が、爽彩さんの亡くなった経緯といじめとの因果関係について再調査を進めている。そんな中、ツイッター上での誹謗中傷により、爽彩さんの母親の名誉を傷つけ、精神的苦痛を与え続けたアカウントが特定された。同アカウント「きなこもち」(現在は削除されている)を使っていたのは旭川市内在住の40代の女性。爽彩さんの母親が、この女性に対して約250万円の損害賠償を求めて提訴していたことが代理人弁護士への取材で明らかになった。

 問題の「きなこもち」は、♯旭川14歳女子凍死事件 ♯廣瀬爽彩 ♯廣瀬爽彩家庭環境などのタグをつけて、爽彩さんの母親に対して、2021年4月26日から29日の間にかけて「家庭環境に問題があった」などと、遺族の名誉を棄損する内容を12件投稿。

 現在も「きなこもち」の悪質な投稿は以下のようにネット上で拡散され続けている。

関連記事

トピックス

(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン