当時の直撃取材に対して、植田氏は高級クラブに出入りしていることを認めたうえで、「個人の支出」であると語った上で、「日銀の交際費で落としたということは絶対にないし、日銀以外に回したということもありません」とコメントしていた。
個人の財布から夜の街にお金を使って“経済を回していた”ようだが、その源泉になっているのは、当時の年収3000万円近い収入だ。そんな高給を得て、1回10万円以上かかるような六本木の高級クラブに月に何度も通うような豪遊を繰り返していた植田氏に、庶民の苦しみはわかるのだろうか──。