「乾燥イチジク」と名付けられた黒柳
以降、2人は急速に距離を縮めていく。積極的に歩み寄ったのは、黒柳の方だった。
「黒柳さんはユーミンの自宅に遊びに行ったり、ユーミンの苗場(新潟県)でのコンサートに足を運んだりと親交を深めていきました。2人はいつしか、深夜3時頃まで長電話するほどの仲になっていた。黒柳さんはユーミンの豊かな感性やユニークな人柄に惹かれ、ユーミンはテレビ草創期から第一線で活躍してきた黒柳さんの勤勉さをリスペクトしていたようです」(芸能リポーター)
気の置けない関係であることを表すこんなエピソードがある。2017年頃に、ユーミンは黒柳に「乾燥イチジク」とあだ名をつけた。
「業界では黒柳さんイジリはタブーとされているんです。有吉弘行さん(48才)は、2009年に“クソババア”とあだ名をつけて共演NGになったと、のちにテレビ番組で明かしています。『徹子の部屋』に14回出演し、盟友ともいわれていたさだまさしさん(70才)も、男女関係のきわどい質問をきっかけに2016年以降共演がありません。
それなのに、“乾燥イチジク”という強烈なあだ名をつけたユーミンが共演NGになる気配はない。不思議な友情で結ばれているんです」(前出・芸能関係者)
黒柳は『徹子の部屋』の最終回のゲストはユーミンと決めている。友情はまだまだ続く。
※女性セブン2023年3月16日号