紫央さん(幸福の科学出版「ARE YOU HAPPY?」の公式サイトより)
子どもたちも華々しい経歴の持ち主ばかりだ。雑誌『宗教問題』の小川寛大編集長が、後継者をめぐる今後の動きを予測する。
「組織の統制上も、誰かが教団の代表を務めなければなりません。ひとまず、順当に行けば現在の妻・紫央さんが代表になる流れではあると考えられます」
紫央さんは1985年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、日本銀行を経て、2009年に幸福の科学に入った。隆法氏との結婚当初は”坂本竜馬の生まれ変わり”とされていたことで話題となった。教団では「総裁補佐」の肩書きを持つ。この肩書きから考えると、後継となるのは順当に見える。では、子どもたちはどうか。
「大川隆法さんの子供たちの中には、現在、教団で意思決定に関わっている方はいない模様です。長男・宏洋さんは教団を辞めたあと教団側と裁判をしており、後継者の候補になるとは考えにくい。ほかの方々も候補として挙がっているという声は聞こえてきません。長女・咲也加さんは一時、教団の内外から後継者候補と目されていたことがあったものの、最近外されたとも言われています。しかし、紫央さんもまだ若く、しばらくは混乱もあるのではないでしょうか」(前出・小川氏)
幸福の科学広報局には後継候補について質問している。回答があり次第、追記する。