「4月からの大型リニューアルから間もない発表ということで、おそらくは局側と話をしているだろうとは思います。そう考えると今後もし出産も含めたライフスタイルの変化があることを考えても、『1~2年くらい様子を見ながら番組を固めて、そこから』という視野なのかもしれません。また、NHKの和久田麻由子アナ(34)のように出産後の早期復帰ができるならいいですが、それはレアケースのように思います。
水卜アナは情報番組の担当なので、ある程度“後継者”になるのはそのラインで活躍している女子アナになると思います。最有力は、水卜アナの後を継いで『スッキリ』を担当した岩田絵里奈アナ(27)です。昨年末のオリコン『第19回 好きな女性アナウンサーランキング』で4位にランクインしています。第17回、第18回とランクインして徐々にランクアップしていることを考えると、知名度も実力も問題ない存在かなと思います」
丸山氏は今回の4月改編で人気と実力を兼ね備えた岩田アナが「帯番組」を持たずに“まるで左遷のような人事”であったことに違和感を覚えていたが、今回の結婚発表で合点がいったという。
「私は岩田アナの人気と実力を考えれば、終了する『スッキリ』の後継番組かほかの帯番組を持つのが自然かと思っていました。ただ、水卜アナが将来的に流動的な働き方になる可能性があると思えば将来的に局の看板を背負う存在になりそうな岩田アナを“遊軍”的な存在として特番などの司会に起用できるようにしている意向があったのかもしれません」(丸山氏)
今のテレビ界を代表する人気女子アナの電撃結婚。日テレの女子アナは水卜アナの入社以降、退職者が他局に比べて際立って少ないことでも知られる。それだけ求心力のある彼女の結婚が、今後のテレビ界にどのような影響を及ぼすのか。