振り返り、背中までがっつり
思えば、2010年代前半は、知名度の低い時期から山崎製パンの『ランチパック』など多数のCMに出演。女優としては、これといった代表作やヒット作には恵まれないまま、テレビ露出の多い売れっ子になった。清純派として鳴らしていたが、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の創設者で実業家・前澤友作氏(47才)との熱愛が報じられると、本業よりも私生活が注目されるようになった。
最終的には、2020年8月いっぱいで独立し、前澤氏とは、何度かの破局と復縁を経て、2021年4月には完全な終焉を迎えた。その間に仕事を大幅に減らしていたこともあり、以前のような人気者の座には戻れなくなってしまった。
そんな、1からの再出発も、持ち前の人懐っこさと気配りで、着実に評判を上げているという。10kgの増量までして、1980年代の人気女子プロレスラー・ライオネス飛鳥役に体当たりの演技で挑んだ『極悪女王』の撮影現場では、手作りのマフィンを差し入れして、スタッフ一同を感激させた。過去にバラエティー番組で共演していたお笑い芸人たちからも「本当に性格良い子だから頑張ってほしい」とエールを送られている。
失敗と成功を経験した今の剛力は、見た目以上にたくましい。10kg減量をして挑んでいる『女子大小路の名探偵』の撮影を終えると、5月からは『極悪女王』の撮影が再開。再び10kgの増量に挑む。まさに心身ともに勝負どころだ。
