そうした努力を経て団体の頂点である「ワールド・オブ・スターダム王座」を獲得、トップレスラーの地位に上り詰めた。そんな林下だからこそ、同様の色眼鏡でフワちゃんが見られることを避けるため、あえて厳しい攻めや言葉に終始したとみられている。
「林下がジャーマンスープレックスという、受け手の技量がなければ事故にもつながりかねない大技でフワちゃんを仕留めたのは、彼女をプロレスラーとして認めた証拠。試合後には、自身のツイッターに『フワちゃんはプロレスが好きなんだね 伝わったよ』とのつぶやきを残しました。
いま業界内で期待されているのは、この2人によるスペシャルシングルマッチです。現状ではフワちゃんにはまだ厳しいでしょうか、いつかは実現してほしいカードです。この2人なら、話題性と内容を両立する名勝負をできるのではないかとの期待感が、プロレス界に充満しています」(同前)