18・マンガ/高坂ゆう香

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 本展は、3つのパートに別れている。まずは、ハワイ在住の写真家がマキさんの好きな風景を撮り下ろした「大好きなハワイの景色」、次にハワイと縁が深いアーティストの作品を展示した「元気の出るアート」、そして、マキさんのポジティブな姿勢の根底にある言葉や愛用品を集めた「ハッピーでいるために」。来場者はこの3つのパートで、マキさんとハワイのハッピーなオーラを浴びていく。

マキさんとハワイのビーチ。トークショーでは「これほど海が好きなのに、海は入らず見るだけです」と語り、会場を沸かせていた。

マキさんとハワイのビーチ。トークショーでは「これほど海が好きなのに、海は入らず見るだけです」と語り、会場を沸かせていた。

 パート1の「大好きなハワイの景色」は、ハワイの街や自然の「素顔」ともいえる風景の大きな写真が並び、まるでハワイにいるような気分に。

会場には、マキさんが「My favorite place」という、ダイヤモンドヘッドを一望できるカピオラニ公園のベンチを再現したスポットも。

会場には、マキさんが「My favorite place」という、ダイヤモンドヘッドを一望できるカピオラニ公園のベンチを再現したスポットも。

 そしてパート2「元気の出るアート」は、藤井フミヤ、小野裕人、Taka Noguchi、Melia、Johnnyの5人のアーティストが、ハワイにまつわる作品を出展。いずれもマキさんが愛してやまないアーティストたちだ。

 藤井フミヤが描いた『ペレの洞窟』は、ハワイ諸島の火山の女神ペレが住む洞窟をイメージした作品。ミュージシャンとしての活躍はもちろん、画家としての独自のセンスも圧巻だ。開催初日にはフミヤとマキさんのトークショーも行われ、フミヤがハワイを訪れたときにこの出品を依頼されたいきさつなども明かされた。

『ペレの洞窟』藤井フミヤ(2022年/油彩、キャンバス/61×91cm)。藤井フミヤは1993年よりソロアーティストとして活動。同年にCGアート作品による初の個展を開催。現在も多彩な手法の作品を制作、発表している。

『ペレの洞窟』藤井フミヤ(2022年/油彩、キャンバス/61×91cm)。藤井フミヤは1993年よりソロアーティストとして活動。同年にCGアート作品による初の個展を開催。現在も多彩な手法の作品を制作、発表している。

 こうやってハワイを身近に感じるだけでも、心身にパワーが満たされたような気分になれる。

ハワイの気分を満喫できる「ハワイのマキさんのHappyになるハワイ展~Living a Happy Life by Maki Konikson~」銀座三越 新館7階にて5月1日まで開催中。

ハワイの気分を満喫できる「ハワイのマキさんのHappyになるハワイ展~Living a Happy Life by Maki Konikson~」銀座三越 新館7階にて5月1日まで開催中。

取材・文/前川亜紀

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