芸能

吉川ひなの、“宗教二世”としての苦しみと“心の傷”を著書で告白「クリスマスも誕生会も禁止」亡き母との35年に及ぶ葛藤

告白本を緊急出版

告白本を緊急出版

 常夏の島・ハワイ。豊かな自然に囲まれたこの島に拠点を置く芸能人は多い。今年移住歴10年を迎える吉川ひなの(43才)もこの地の生活が板についてきた。

「もともと留学という形で1年ほど海外に滞在する予定で準備を進めるうちに妊娠がわかり、留学は取りやめました。それでも気分転換しようと妊娠中にハワイ・オアフ島を訪れたところ、現地の穏やかな生活に魅了されて移住を決めたそうです。いまはアパレル関係などの仕事と、2女1男の育児を両立しながらハワイでの生活を満喫しています」(芸能関係者)

 そんな彼女が3人の子育てに追われながら没頭するのが、胸の内を文章で綴ることだ。

「ひなのさんは自分の気持ちを文章にすることが好きなようで、2021年に出版されたエッセイ『わたしが幸せになるまで』(幻冬舎)はベストセラーになりました。

 前作から約2年。今年6月8日にも新たなエッセイを刊行するようで、予約段階からかなりの注目を集めています。文章はすべて彼女がコツコツと書きためたもののようで、両親との複雑な関係、特に母親に対するやり切れない思いなど、これまで決して明かさなかった真実が赤裸々に書かれているんです。その内容があまりに壮絶なようで……。実は彼女“宗教二世”としてずっと苦しんでいたんです」(前出・芸能関係者)

 今年、芸能生活30周年を迎えたひなの。南国で書き下ろした著書には、衝撃の過去が綴られていた──。

 ひなのが芸能界入りしたのは、いまからちょうど30年前の1993年。伊勢丹のファッションキャンペーンのモデルとしてデビューしたのち、“9頭身の超美少女”としてCMやテレビなどで活躍した。

 プライベートでは1999年、19才のときに、ヴィジュアル系バンドSHAZNAのボーカルIZAM(47才)と結婚するも7か月でスピード離婚し、“ままごと婚”と揶揄された。その後、伊勢谷友介(46才)との熱愛が噂されたが、2011年には実業家の男性と再婚した。

「ハワイ移住後は、山間の新築一戸建てを購入し、自然志向のオーガニックなライフスタイルを実践しています。SNSで『自宅出産』や『おむつなし育児』『肉は食べない宣言』などのこだわりを発信し、同年代の女性を中心に圧倒的な支持を得ています」(前出・芸能関係者)

 新著のタイトルは『Dear ママ』(幻冬舎)。“親愛なるママへ”と題された著書で彼女が明かしたのは、子供時代に負った「心の傷」と母親が抱いていた「信仰」だ。

「ひなのさんのお母さんは8年ほど前に亡くなっています。もともと難病を患っていて、亡くなるまでの長い期間、寝たきりの状態が続いたと聞いています」(ひなのの知人)

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン