醤油ボトルを口に……(SNSより)
──謝罪に行かれたのは事実でしょうか?
「そうですね。すみません」
──あれはお友達が撮影したものなんでしょうか。
「(うなずきながら)そこまでも言っていいものなのか……詳しいことは本当に何も言えないんですよ…。僕も弁護士さんの方にお願いしてありますので、何も話さないようにと言われておりますので」
父親は記者の目をしっかり見ながら話し、実直な性格であることが窺えた。息子本人の話になると、目に涙を溜めていた。
──ご本人はどういう様子なんでしょうか。言える範囲で結構ですので。
「もうすごく……反省しているというか…」
──落ち込んでいるという様子ですか。
「(うなずく)」
その約2か月後には母親が『女性自身』の取材に応じ、少年の様子について「まだ、すごく反省しております」と語っていた。
前述の答弁書の中で、少年側は「反省の日々を送っている」としているが、すでに多くの有識者から「迷惑動画は謝れば済む問題ではないということがはっきりした」「同様の行為への抑止効果が期待できる」といったコメントが相次いでいる。
過去の同様の事例から考えれば損害賠償請求額の6700万円が満額認められる可能性は高くはないが、スシロー側はコストをかけて対策を余儀なくされるなど実害があったことは間違いなく、一定額の判決または和解となると考えられる。
反省すればよいというものではないということが明確になった。
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