短めの前髪。高校の卒業式にて(2020年3月、東京・新宿区。写真/JMPA)
雅子さまはご自身の適応障害も抱えられながら、時に不安定ともとれる愛子さまを、お近くで辛抱強く見守られた。
「雅子さまは、愛子さまに特別に何かを“指導”されることはありませんでした。愛子さまがご自身の立場を受け入れられるそのときを待たれたのです。
親としては忍耐が必要だったと思いますが、結果、愛子さまは報道陣の前で自信に満ちた“素”を出せるようになりました。ひとえに雅子さまが愛子さまを信じ続けられたおかげでしょう」(前出・宮内庁関係者)
天皇ご一家はお出ましの場で、時折ユーモアを感じさせる。2019年8月には、那須御用邸でのご静養の道中、陛下がハンカチで汗を拭かれる際に「ハンカチ王子」と冗談めかして発言され、周囲の笑いを誘う一幕があった。今年4月上旬に行かれた御料牧場でも、陛下と雅子さまが頭をぶつけられ、ご一家が思わず笑われるという微笑ましい場面があった。
「ご家庭では、日常的にユーモアを交えたやりとりが交わされているのでしょう。愛子さまも、ご両親に負けず劣らず、笑うのがお好きだと見受けられます。
今回の爆笑のように、今後も愛子さまの素顔が世に出るようになると、国民もますます愛子さまに親近感をもつことができて一石二鳥でしょう」(前出・宮内庁関係者)
来年には大学を卒業され、公務の機会が増えるとみられている愛子さまの活躍が、いまから待ち遠しい。
※女性セブン2023年6月22日号