芸能

《俺は許さない》瑛太が自宅前で顔を出して永山絢斗容疑者に辛辣コメントを残した理由「兄を唯一なだめられる存在だった」

兄・瑛太と永山絢斗容疑者

兄・瑛太(時事通信フォト)と永山絢斗容疑者

「俺は許さない。それだけですね。フォローするのどうとか関係ないですから」──そう報道陣に向かって話したのは俳優の永山瑛太(40)だ。

 弟の俳優・永山絢斗容疑者(34)が6月16日未明に大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕され、テレビカメラを前に自ら語った。瑛太は冒頭のコメントに続けて「絢斗が俳優になりたいっていうのは自分で決めたことですから。俺は兄として応援したかった」とも怒りをにじませていた。スポーツ紙記者が瑛太のこの言動を振り返る。

「わざわざテレビの取材に応じたのには何かしらの理由があってのこと。関係者を通じて、あるいはSNSを通じての文章でのコメントでもよかったはず。逮捕翌日に、しかも自宅前で本人があのような辛辣コメントを残すというのは異例です」

“怒りコメント”の背景に

 永山容疑者が俳優を志したのは、特に瑛太による影響が大きかったという。

「瑛太さんの映画デビュー作『青い春』(2002年)に衝撃を受けたというエピソードは有名です。何百回も見返して、もはやセリフを暗記するほどだったそう。

 高校生になった絢斗さんは学校を辞めて役者になろうとしたのですが、瑛太さんからは“卒業してから”と止められたそうです。その後、絢斗さんが通信制高校の単位を取り終えた際に、瑛太さんから薦められたオーディションを受けたことをきっかけに彼の俳優人生が始まりました」(映画ライター)

 永山容疑者は2007年、18歳でデビュー。着実に実績を積み上げて、2020年にはドラマ『Living』(NHK)で兄弟初共演を果たした。また、瑛太がキャスティングからロケハン、撮影まで自ら担当したファッション誌『GINZA』(マガジンハウス)の連載で、永山容疑者がモデルを務めたこともあった。

 役者として評価を高める中で、兄とはむしろ仕事の話をしなくなったらしい。

関連キーワード

関連記事

トピックス

NYの高層ビルで銃撃事件が発生した(右・時事通信フォト)
《5人死亡のNYビル乱射》小室圭さん勤務先からわずか0.6マイル…タムラ容疑者が大型ライフルを手にビルに侵入「日系駐在員も多く勤務するエリア」
NEWSポストセブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
【新証言】「右手の“ククリナイフ”をタオルで隠し…」犯行数日前に見せた山下市郎容疑者の不審な行動と後輩への“オラつきエピソード”《浜松市・ガールズバー店員刺殺事件》
NEWSポストセブン
女優の真木よう子と、事実婚のパートナーである俳優・葛飾心(インスタグラムより)
《事実婚のパートナー》「全方向美少年〜」真木よう子、第2子の父親は16歳下俳優・葛飾心(26) 岩盤浴デートで“匂わせ”撮影のラブラブ過去
NEWSポストセブン
那須で静養された愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
《「愛子天皇」に真っ向から“NO”》戦後の皇室が築いた象徴天皇制を否定する参政党が躍進、皇室典範改正の議論は「振り出しに戻りかねない」状況 
女性セブン
注目を集める「既婚者マッチングアプリ」(イメージ)
《「既婚者マッチングアプリ」の市場拡大》「AIと人間の目視で悪質ユーザーを監視」「顔写真に自動でボカシ」…トラブルを避けて安全に利用できるサービスの条件とは
週刊ポスト
那須御用邸にて両陛下とかりゆしウェアで登場された愛子さま(2025年7月、栃木県・那須郡。撮影/JMPA) 
愛子さま、3年連続で親子水入らずの夏休み 那須御用邸にて両陛下とかりゆしウェアで登場 「祈りの旅」の合間に束の間の休息 
女性セブン
次期総裁候補の(左から)岸田文雄氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏(時事通信フォト)
《政界大再編》自民党新総裁・有力候補は岸田文雄氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏 高市氏なら参政党と国民民主党との「反財務省連合」の可能性 側近が語る“高市政権”構想
週刊ポスト
人気中華料理店『生香園』の本館が閉店することがわかった
《創業54年中華料理店「生香園」本館が8月末で閉店》『料理の鉄人』周富輝氏が「俺はいい加減な人間じゃない」明かした営業終了の“意外な理由”【食品偽装疑惑から1年】
NEWSポストセブン
お気に入りの服を“鬼リピ”中の佳子さま(共同通信)
《佳子さまが“鬼リピ”されているファッション》御殿場でまた“水玉ワンピース”をご着用…「まさに等身大」と専門家が愛用ブランドを絶賛する理由
NEWSポストセブン
選挙中からいわくつきの投資会社との接点が取り沙汰されていた佐々木りえ氏
《維新・大阪トップ当選の佐々木りえ氏に浮上した疑惑》「危うい投資会社」への関わりを示す複数のファクト 本人は直撃電話に「失礼です」、維新は「疑念を招いたことは残念」と回答
週刊ポスト
筑波大学で学生生活を送る悠仁さま(時事通信フォト)
【悠仁さま通学の筑波大学で異変】トイレ大改修計画の真相 発注規模は「3500万円未満」…大学は「在籍とは関係ない」と回答
NEWSポストセブン
2025年7月場所
名古屋場所「溜席の着物美人」がピンクワンピースで登場 「暑いですから…」「新会場はクーラーがよく効いている」 千秋楽は「ブルーの着物で観戦予定」と明かす
NEWSポストセブン