スポーツ

WBCで侍ジャパンに帯同!凄腕トレーナーが語った「鴻上理論」、「人生100年時代に多くの人が元気に」

アスリート・コンサルタントの鴻江寿治氏

アスリート・コンサルタントの鴻江寿治氏

 アスリート・コンサルタントの鴻江寿治(こうのえ・ひさお)氏は、2021年東京五輪の女子ソフトボール代表チームや、2006年の第1回、2009年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表チームに帯同した経験を持つ。トップアスリートの指導を行う鴻江氏が、独自に構築した「鴻江理論」をもとに一般向けに行った「健康増進活動」の模様をレポートする。

 * * *

 30℃越えの炎天下だった7月9日、東京・葛飾区が実施している区民のための健康づくり事業「かつしか健康チャレンジ」のイベントが、新小岩北地区センターで行われた。男女50名以上が参加し、年齢層は20~80代と幅広い。

 登壇したのは、『鴻江スポーツアカデミー』を主宰する、アスリート・コンサルタントの鴻江寿治氏だ。鴻江氏が提唱する「鴻江理論」は、人を猫背型の「うで体」と、反り腰型の「あし体」の2タイプに分類し、それぞれに合った体の使い方を指導するというものだ。

 講演開始前には、スタッフが参加者を順番にパソコンに繋いだカメラの前に立たせ、足踏みと腕振りをしてどちらのタイプか判定。会場内の座席は大きく2エリアに分けられ、「うで体」「あし体」と書かれたステッカーを貼られ、それぞれのエリアに着席した。

 鴻江氏は「うで体」「あし体」について、こう解説した。
 
「人の体は2種類に分けられ、大事なのはどちらのタイプか知ることです。よく、“体のバランスを整えよう”と言われたりしますが、私に言わせると、人は誰でも体の歪みを持っています。

 具体的には、『うで体』は右肩が下がっており、右の腰が少し前に出ている。逆に、『あし体』は左肩が下がり、左腰が前に出ています。こういった歪みがあるのは普通のことで、決して悪いことではありません」

 講演ではパソコンを用いたが、自分がどちらのタイプか簡単にチェックする方法もある。

・無意識に足を組んだとき、右足を上にするのが「うで体」。左足を上にするのが「あし体」。

・後屈が得意なのが「うで体」。前屈が得意なのが「あし体」。

関連記事

トピックス

中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
反論を続ける中居正広氏に“体調不良説” 関係者が「確認事項などで連絡してもなかなか反応が得られない」と明かす
週刊ポスト
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
「全てを話せば当然、有罪となっていたでしょう」不起訴になった大物地面師が55億円詐欺「積水ハウス事件」の裏側を告白 浮かび上がった“本当の黒幕”の存在
週刊ポスト
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《大谷翔平が“帰宅報告”投稿》真美子さん「娘のベビーカーを押して夫の試合観戦」…愛娘を抱いて夫婦を見守る「絶対的な味方」の存在
NEWSポストセブン
「お笑い米軍基地」が挑んだ新作コント「シュウダン・ジケツ」(撮影/西野嘉憲)
沖縄のコント集団「お笑い米軍基地」が戦後80年で世に問うた新作コント「シュウダン・ジケツ」にかける思い 主宰・まーちゃんが語る「戦争にツッコミを入れないと」
NEWSポストセブン
神谷宗幣氏(写真中央)が率いる参政党は参院選で大躍進した。東京選挙区でも塩入清香氏(右)が当選(2025年8月写真撮影:小川裕夫)
《午前8時の”異変”》躍進した「参政党」、選挙中に激しい応酬のあった支持者と反対派はどこへ?参院選後の初登院の様子をレポート
NEWSポストセブン
令和最強のグラビア女王・えなこ
令和最強のグラビア女王・えなこ 「表紙掲載」と「次の目標」への思いを語る
NEWSポストセブン
“地中海の楽園”マルタで公務員がコカインを使用していたことが発覚した(右の写真はサンプルです)
公務員のコカイン動画が大炎上…ワーホリ解禁の“地中海の楽園”マルタで蔓延する「ドラッグ地獄」の実態「ハードドラッグも規制がゆるい」
NEWSポストセブン
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さん、撮り下ろしグラビアに挑戦「撮られることにも慣れてきたような気がします」、今後は執筆業に注力「この夏は色んなことを体験して、これから書く文章にも活かしたいです」
週刊ポスト
強制送還のためニノイ・アキノ国際空港に移送された渡辺優樹、小島智信両容疑者を乗せて飛行機の下に向かう車両(2023年撮影、時事通信フォト)
【ルフィの一味は実は反目し合っていた】広域強盗事件の裁判で明かされた「本当の関係」 日本の実行役に報酬を支払わなかったとのエピソードも
NEWSポストセブン
ブラジルの元バスケットボール選手が殺人未遂の疑いで逮捕された(SNSより、左は削除済み)
《35秒で61回殴打》ブラジル・元プロバスケ選手がエレベーターで恋人女性を絶え間なく殴り続け、顔面変形の大ケガを負わせる【防犯カメラが捉えた一部始終】
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月12日、撮影/横田紋子)
《麗しのロイヤルブルー》雅子さま、ファッションで示した現地への“敬意” 専門家が絶賛「ロイヤルファミリーとしての矜持を感じた」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
三原じゅん子氏に浮上した暴力団関係者との交遊疑惑(写真/共同通信社)
《党内からも退陣要求噴出》窮地の石破首相が恐れる閣僚スキャンダル 三原じゅん子・こども政策担当相に暴力団関係者との“交遊疑惑”発覚
週刊ポスト