愛息とディズニー

愛息とディズニーランドを楽しんだ福原

「私が目撃した事実とは異なります」

 江の会見で大渕弁護士は「未成年者誘拐罪」をほのめかしたが、福原の行動は違法とは言えない。

「江さんと福原さんは子供たちの共同親権者で、お互いが平等に子供と接することができます。8月1日の声明でも福原さんの代理人は、『本件においては福原愛さんに刑事罰の対象になる事実関係は全くありません』と断言しています。

 また大渕弁護士は、『離婚係争中に夫が面会交流の約束の期限を超えて子供を自宅にとどめ置いた事例』が、昨年福岡地裁にて未成年者誘拐罪で有罪になったとして福原さんの“誘拐罪の成立”を示唆しました。しかし、福岡地裁の事例は福原さんのケースとは事実関係が異なるため参考になりません」(全国紙社会部記者)

 そもそも福原の行動は、「不法な連れ去り」とはほど遠いものだった。台湾に住む江の知人が語る。

「もともと江くんと愛さんの間では、昨年の夏休み期間は長女と長男の2人を愛さんが日本で預かる約束があったのですが、昨年7月に愛さんが台湾の空港に子供たちを迎えに行くと、江くんが突然『これは誘拐だ! 日本に連れ帰るのは認められない』と怒鳴り始めたそうです。その場に警察が駆けつける騒ぎになり、愛さんは長男しか日本に連れて帰れなかった。

 なぜ江くんが約束を反故にしたのかは不明ですが、少なくとも愛さんが子供を一方的に連れ去ったのではありません。空港で長女が『パパと離れたくない』と駄々をこねたと日本の一部メディアは報じているようですが、私が目撃した事実とは異なります」

 先の会見で江は「一刻も早く息子と会いたい」「平和的に子供を返してほしい」などと涙ながらに訴えた。だが、前出の江の知人は、「彼がどこまで本気かわからない……」と首をかしげる。

「昨年7月に長男が日本に渡って以降、裁判所に面会交流調停を申し立てれば、調査官の立ち合いのもとで長男と面会できたはずですが、江くんは一度も申し立てをしませんでした。しかも双方が弁護士を立てて話し合いを進めているなか、なぜ彼が急に日本で会見をしたのか疑問です。本当に長男と会いたいだけならば、これまでに面会は充分可能だったのに……」

 福原の代理人もこの1年、江から面会交流調停の申し立てがなかったことを声明で明かし、江サイドを批判した。

《突然の記者会見、刑事告訴の示唆といった振る舞いは、親権をめぐる私的な問題を劇場的な見世物にしてひたすら母親に圧力をかけるのが狙いであるように見えます。面会交流調停を申し立てなかった経緯を振り返れば、ご子息との面会を希望してきたという江氏の主張の一貫性にも疑問がぬぐえません》

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