江は台湾に帰国し、卓球(写真/AP/AFLO)

江は台湾に帰国し、卓球教室に姿を見せているという(写真/AP/AFLO)

自殺を考えていたこともあった

 福原と江が離婚する4か月前の2021年3月、本誌『女性セブン』は福原と5才年下の商社マンAさんとの横浜デートをスクープしたが、それ以前に夫婦関係は破綻していた。

「そもそも福原さんが帰国したのは、江くんと『子供たち2人は日本で育てる』という合意ができていたからなんです。当時、コロナ禍のため、感染状況が比較的安全だった台湾に子供を残し、ひとまず福原さんだけが帰国して、自宅などの生活拠点を整えることになった。

 福原さんは、子供が日本で通う予定の学校の近くに自宅を購入するなど、子供を迎え入れる準備を進めていましたが、コロナの状況がますます悪化し、台湾に戻れなくなって子供と会えない日々が続いてしまったんです」(前出・江の知人)

 なぜ福原と江の夫婦関係は破綻したのか。福原の知人は、「江さんのモラハラだと聞いています」と語る。結婚後、福原が「起きると夫が朝食を用意してくれる」とSNSに書き込んだり、ネット番組で61回ものキスを披露したりと、幸せをアピールしていた2人だが、裏では壮絶な“衝突”が繰り返されていたという。

「結婚前はすごく優しかった江さんですが、愛ちゃんが台湾に引っ越して1週間経たずに態度が急変、愛ちゃんをなじるようになったんです。束縛が強烈で、愛ちゃんに彼女の趣味ではない地味な服装を着させ、少しでも彼女の言動が気に入らないと“この売女が!”と叱責。一方で、彼女が育児で疲れているのに家事は一切手伝わない。

 江さんのモラハラに愛ちゃんのストレスはたまる一方でした。でも子供たちに悪影響が及ばないよう歯を食いしばって耐え忍び、毎晩ひとりで泣いていたそうです」(前出・福原の知人)

 夫婦関係は改善をみることなく悪化の一途をたどった。前出の福原の知人が続ける。

「ただモラハラやセクハラなどという言葉で片付けられる生やさしいものではなく、愛ちゃんは自殺を考えていたほど思い詰めていました。何度か離婚をすすめましたが、愛ちゃんは“子供のためにももう一度頑張る”と結局は何度も江さんの元に戻っていき、離婚を決断するまでかなり時間がかかりました」

 そうして結婚生活は破綻。福原は子供たちとの生活拠点をつくるために日本に戻り、江は実家で子供たちと暮らし続けた。福原の帰国後、江一家で何が起きていたのか。江一家の近所の住民に話を聞いた。

「いつも近所に子供の泣き声が聞こえていて……。お母さんに会いたいのかなと思うけどそういう泣き方ではなく、ほとんど叫び声でした。“ごめんなさい! ごめんなさい!”と何度も何度も謝る長男の声が屋上から聞こえてくるのでパニックになった子供が下に落ちてしまわないか、心配で何度も見に行ったこともありました」

 江をよく知る別の知人が「これだけはずっと言えなかった。そしていまでも言うべきか悩んでいます」と前置きした上で話したのは、子供との度を越えた“スキンシップ”だった。

「江くんにとっては愛情表現でも周囲からみて異様に映ることがありました。福原さんへの執着もそうでしたが、長女へも“愛情表現”の範疇を超えているようにみえました。

 お姉ちゃんのことはいつもなで回して抱っこしているのに、1~2才の息子に厳しくあたるのもそう。子供へのキスも軽いほっぺへの愛情表現からは逸脱しているようにしかみえなかった。そんな娘とのツーショットをSNSにのせたり、友人に見せたりするので悪気はないのだと思いますが、不愉快さが消えませんでした」

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