タイトな黒カットソーが似合う亜希と勝児さん
甲子園閉幕後、清原と顔を合わせた友人が「息子さん、優勝おめでとう」と声をかけると、清原は照れながら「ありがとうございます」と返したという。その表情は、自慢の息子を誇る父のものだった。
前述の著書『家』で、亜希は現在の家族関係を《いびつで不気味なカタチ》と表現していた。一方の清原は、今年6月のスポーツ紙のインタビューに、《ちょっと距離があるからこそ、お互いを思いやる関係でいられるのかもしれません》と明かしている。
他人が見ればいびつでも、当人たちだけにわかる適切な距離感というものがあるのだろう。清原の逮捕で埋められないほど離れた家族の距離は、2700日の間に少しずつ近づき、次男の甲子園優勝という偉業をもって新たな“絆”が生まれたのかもしれない──。
※女性セブン2023年9月14日号