芸能

「野球なら中居、サッカーは加藤」が長年選ばれ続ける理由 バスケの「顔」は三つ巴か

2020年2月のジャニーズ事務所退所会見

野球のイメージはすっかり定着

 テレビではスポーツ選手を特集する番組やスポーツの国際大会の中継などでタレントを“顔”として出演させるケースが少なくない。野球の番組なら中居正広、サッカーの番組なら加藤浩次が長年、起用され続けている。その理由、そして他のスポーツの“顔”とは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。

 * * *
 11日夜、特番『加藤浩次&中居正広の歴代日本代表256人が選ぶ「この日本代表がスゴい!」ベスト20』(日本テレビ系)が放送されます。

 今年は野球のWBCから、女子サッカーワールドカップ、世界陸上、バスケットボールワールドカップ、ラグビーワールドカップなどスポーツの世界大会が目白押し。今回の特番も、テレビ中継で日本代表を応援する機会の多さから生まれた様子がうかがえます。

 この特番について業界内で「ベスト20」の内容以上に注目されているのは、加藤浩次さんと中居正広さんがMCとして初タッグを組むこと。

 加藤さんは20年に渡って『スーパーサッカー』(TBS系)の司会を務めたほか、日本代表をはじめとするさまざまなサッカー特番に起用されています。一方の中居さんは、現在も不定期放送中の『たまッチ!』(フジテレビ系)、『中居正広のプロ野球魂』(日本テレビ系)、『ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう』(TBS系)、『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)に加えて、“侍ジャパン公認サポートキャプテン”として中継に出演。それぞれ長年にわたって「サッカーの顔、野球の顔」となってきました。

 加藤さんは54歳、中居さんは51歳となり、現役アスリートの世代からひとまわり以上離れ、さらに主要スポンサーが求めるコア層(13~49歳)を超えた2人がなぜ選ばれ続け、今回の共演につながったのでしょうか。また、ラグビーやバスケットボールなど、その他のスポーツには現在どんな“顔”がいるのでしょうか。

進行のうまさと全スポーツへの愛情

 加藤さんと中居さんが選ばれ続けているのは、単に「サッカーと野球に詳しいから」というだけではないでしょう。

関連記事

トピックス

憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
【エッセイ連載再開】元フジテレビアナ・渡邊渚さんが綴る近況「目に見えない恐怖と戦う日々」「夢と現実の区別がつかなくなる」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を訪問された愛子さま(2025年5月8日、撮影/JMPA)
《初の万博ご視察》愛子さま、親しみやすさとフォーマルをミックスしたホワイトコーデ
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
事務所独立と妊娠を発表した中川翔子。
【独占・中川翔子】妊娠・独立発表後初インタビュー 今の本音を直撃! そして“整形疑惑”も出た「最近やめた2つのこと」
NEWSポストセブン
名物企画ENT座談会を開催(左から中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏/撮影=山崎力夫)
【江本孟紀氏×中畑清氏×達川光男氏】解説者3人が阿部巨人の課題を指摘「マー君は二軍で当然」「二軍の年俸が10億円」「マルティネスは明らかに練習不足」
週刊ポスト
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン
ラッパーとして活動する時期も(YouTubeより。現在は削除済み)
《川崎ストーカー死体遺棄事件》警察の対応に高まる批判 Googleマップに「臨港クズ警察署」、署の前で抗議の声があがり、機動隊が待機する事態に
NEWSポストセブン
北海道札幌市にある建設会社「花井組」SNSでは社長が従業員に暴力を振るう動画が拡散されている(HPより、現在は削除済み)
《暴力動画拡散の花井組》 上半身裸で入れ墨を見せつけ、アウトロー漫画のLINEスタンプ…元従業員が明かした「ヤクザに強烈な憧れがある」 加害社長の素顔
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン