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「週刊ポスト」本日発売! 窮地に立ったジャニーズの知られざる懐事情ほか

 9月15日発売の「週刊ポスト」は、日本を揺るがす秋の大嵐を読み切る総力取材スペシャル特大号。社長交代と異例の4時間会見でも火消しはならなかったジャニーズはこれからどこへ向かうのか。数百人規模の賠償・補償となればその額は史上最大規模に達するだろう。広告主の撤退も続くなか、果たして同事務所の懐は大丈夫なのか。永田町では党利党略にどっぷり浸かった新内閣が暴走し、悲願のアレを達成した岡田阪神にも一抹の不安が……。

今週の見どころ読みどころ

◆目くらまし内閣改造の狙いは10月解散・総選挙だ
改造前からリーク情報が飛び交ったお粗末な政治劇は、どうやら政権延命のための総選挙を見据えているようだ。「ドリル事件」のみそぎも済んでいない小渕優子氏を選対委員長に起用したのは女性票掘り起こしのためだという。旧統一教会汚染の中心人物だった萩生田光一・政調会長を留任させ、さらに教会シンパを閣僚に登用しておきながら、選挙さなかを狙って解散命令請求を出す準備も進んでいる。次々と用意されるバラマキ予算(もちろん原資は税金)とあわせ、国民の審判をとことん甘く見ている政府・与党の内情を暴く。

◆ジャニーズ30億円賠償と創業家「巨額遺産」の行方
新社長に就任した東山紀之氏は会見で、性加害の被害者に「法の枠を超えて補償」すると言明した。性犯罪に詳しい弁護士によれば、同様のケースでは賠償額は300万円程度が相場といい、最大1000人に達するともみられる被害者の数を考えれば30億円にもおよぶ巨額の賠償・補償が発生することになる。一方で、ジャニーズ事務所の資産は巨額で、不動産や金融資産は数千億円に達し、ファンクラブの収入だけで年間500億円超とも。それだけあれば賠償は容易に思えるが、引き続き批判を受ける社名や前社長の留任など乗り越えるべき課題も山積している。

◆岡田阪神は「短期決戦に弱い」は本当なのか?
抜群の人気を誇り、過去のリーグ成績も悪くないタイガースだが、実は日本一になったことは1985年の一度しかない。岡田監督自身、前政権ではリーグ優勝しながら日本シリーズで惨敗、さらにCSでは2年連続敗退という苦渋を味わっている。なぜそうなるのか? 当時を知るコーチたちや球団関係者がその理由と今年のチームの特徴を分析した。

◆スクワットもできなかった満身創痍から復活したリーチマイケルの大和魂
ラグビーW杯はいよいよ試練のイングランド戦、さらにサモア戦、アルゼンチン戦と厳しい戦いに突入する。キャプテンこそ姫野に譲ったものの、今もチームを牽引するリーチマイケルの苦難に満ちたラガーマン人生を振り返る。高校時代の来日、実家の火災、帰化と度重なるケガ――「マイケル・リーチ」から「リーチマイケル」が誕生するまでのストーリーには人生の悲喜こもごもが詰まっていた。

◆<23ページ大特集>人生最後の選択――天国と地獄の分かれ道を踏み違えるな!
人生100年時代を生き抜くには、いまや老年に達してからの選択が最大の山場となる。本誌と大好評ムックシリーズ「週刊ポストGOLD」で培ったノウハウを結集して、その道しるべを示す。
年金と退職金「損益の分かれ目は受給総額より天引き額で決まる」
相続の罠「生前贈与と遺言書の誰もがはまる落とし穴」
子と同居はキケンがいっぱい……むしろ「終のひとり暮らし」こそ幸せ
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自宅とクルマ「“良かれ”が良くないリフォーム、住み替え、カーシェアの真実」
健康長寿を実現するための「手術、薬、治療」の決断ポイント&簡単セルフケア
聞きたくないけど聞いておくべき「退職金投資デビューで本当にあった怖い話」

◆ついに大団円!「VIVANT」超過酷モンゴルロケで見た「馬糞」「連れション」の絆
異例の制作費、異例の豪華キャスト、そして異例の大ヒットとなった人気ドラマの、総移動距離1万キロに及んだモンゴルロケに本誌は潜入した。そこで見たのは制作陣とキャストたちのプロ根性、さらに現地スタッフとの心温まる交流だった。阿部寛は草原でスタッフと立ち小便、二階堂ふみは虫よけのために燃やす馬糞を手づかみで配って回ったという。

◆<密着グラビア>新大関・豊昇龍が破顔一笑「オレは嫌がられる相撲を取る」
「叔父さん(朝青龍)に顔がそっくり」と言われる豊昇龍の場所直前の稽古に密着。偉大な叔父と似ている点については、「それをオレに聞く?」とおどけて、「叔父さんはすごい人。比べられる立場にない」と謙虚に語った。カメラの前であまり笑わないと言われた朝青龍とは違う満面の笑みや、稽古場で見せる叔父さん譲りの鋭い眼光をとらえた。

◆女子プロゴルフ日本一のスーパールーキー・神谷そらが苦しんだ「卵産み事件」
日本女子プロゴルフ選手権を堂々と制した神谷そらは、実はアマチュア時代に「プロ絶望」と言われた大事件を乗り越えていた。林の中でボールロストし、いわゆる「卵産み」をしたのではないかと疑われたのだ。一時は欠場も続いた彼女が復活し、いまや「米ツアーに出たい」と言えるまでになったシンデレラストーリー。

◆本誌しか書けない仁義なき戦いの構図 フリー女性アナ「11派閥相関図」
華やかな女の闘いが繰り広げられるフリーアナウンサーの世界も、今ではライバルだらけのレッドオーシャン。主流派を築いてきた「カトパングループ」や、“連立与党”とされる「真麻軍団」に対し、新興勢力も次々と生まれている。総勢31人の人気アナの“所属”と相関図を公開する。

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