推測するに、彼にとって付き合うとは、結婚を前提とした契約的意味合いがあるのではないか、ということだ。続けて記者がMEGUMIさんとの関係を清算してから付き合っていくのかと質問すると、降谷さんは「はい」と答えた。そして、そこを言える立場ではないとしながら「待ってもらえたら嬉しい」と話したというから、おそらくそうなのだろう。
だがそう思っても腑に落ちない。なんだか言いくるめられている気がしてしまうのだ。レトリックは修辞学や修辞法と呼ばれ、言葉を巧みに用いて効果的に表現したり、情報発信者がコミュニケーションにおいて意味を伝え、受け手や聞き手を説得したり、納得させたりするための語句や手法のことを指す。昨今では皮肉っぽく、小手先の言葉で人をうまく丸め込む詭弁のような意味で使われることもある。彼の言葉はそんな感覚を起こさせるものだった。
きちんとしたいというのなら、そもそもなぜ不倫をしたのか。直撃した記者もそこを不思議に思ったのか、婚姻関係にある中で不倫関係になってしまったことについて尋ねている。すると降谷さんは、離婚成立前にそんなことをするものではないといいたいのだと問い返しながら、「重々承知でございます」と返事したという。
NEWSポストセブン10月14日公開の記事、「MEGUMI、近所の焼肉店で不倫報告前の降谷建志と”最後の晩餐”目撃 複雑心境での家族イベント」では、子供の教育方針や生活パターンの違いによるすれ違いがあったとはいえ、決定打になったのは降谷さんの浮気。それも相手との関係は数年前からだというが、MEGUMIさんがこの事実を知ったのは8月頃。そして彼女は家を出ていった。
不倫関係にありながら、付き合っていないという2人の関係は、MEGUMIさんの目にどう映っているのだろう。