この日も開店の数時間前には店に入った井川は、スタッフに的確な指示を出し、閉店後も一緒になって後片付けや翌日への準備に勤しんでいた。あるファッション関係者は、彼女の凄さについてこう語る。
「井川さんが先頭に立ち大きな段ボールを運び入れるといった雑務を行うことも日常茶飯事です。多くのタレントがブランドのプロデュースをしていますが、彼女ほど愛情深く丁寧にお仕事をされている人は見たことがありません」
井川は、現在放送中の日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)で、主演を務める鈴木亮平(40才)の妻を演じている。
「今年の1月期に放送されたドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)でも井川さんは主人公の妻を演じており、劇中で彼女が『loin.』のカーディガンを着用していたことが話題になりました。『下剋上球児』でも、22日に放送された第2話で『loin.』のジレを着ていたようです。今後は彼女が着こなす衣装にも注目ですね」(テレビ局関係者)
女優、二児の母、ファッションブランドオーナーと多方面で活躍を見せる井川の生き方は、同世代女性たちの憧れ。ただし、いずれも人任せにせず、自ら率先して動き続けるからこそ得られる幸せである。長くお手本としていきたいアイコンだ。