兄は「メジャー志向」
右がレイチェル氏、左が九里聖莉奈さん(レイチェル氏のInstagramより)
2人が球場で一緒にいる姿はこの日が初めてではない。別のスポーツ紙記者はこう語る。
「2人のSNSには投稿されていませんが、今年7月20日のマツダスタジアムでのオールスターゲーム第2戦でも一緒に観戦する姿が目撃されています。九里は初めてオールスターに選出されて、この日は先発。バウアーも4回から3番手で登板しています」
九里は最多勝を獲得した2021年オフに広島と新たに3年契約を結んだ。今季は2桁勝利こそ逃したが、チーム3位の8勝を上げた。 その九里は今年7月、海外FA権の資格条件を満たした際、「取得した実感はあまりありません」としながらも「向こうの野球には興味があります。そこまでのレベルに達したら」と言い、MLBへの思いを否定しなかった。
「九里の実父のマーク・アントニオ・シェックさんは遊撃手として3Aでプレーした経験があり、昨オフには九里の米国自主トレをサポート。九里としても米国で生活する父の前でプレーを見せたい気持ちは強いようです」(前出・球団関係者)
もし、九里がメジャーに行くことがあれば、その際には海外の大物とのつながりを持つ妹の存在が支えになるかもしれない。