休日は一日中家から出ないという

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小日向文世の出演作紹介

ドラマ『HERO』(2001年1月8日初回放送スタート)
 2001年にテレビシリーズが開始。木村拓哉、松たか子のコンビによる法廷ドラマで、平均視聴率約34%を獲得。小日向は、バツイチ独身のベテラン検察事務官を好演。トボけたキャラクターで人気を博し、ブレークする契機となった。フジテレビ系。

映画『アウトレイジビヨンド』(2012年劇場公開)
「登場人物、全員悪人」のキャッチコピーで知られる『アウトレイジ』の続編。初回に続き、暴力団を操るマル暴担当の刑事・片岡を演じた小日向。物腰が柔らかいのに極悪という演技で「怖い人!」と確定した視聴者も。「いまの時代、金より出世ですよ」のせりふも怖かった!

ドラマ『下剋上家族』(2023年10月15日〜放送中)
 弱小野球部が、ワケあり教師・南雲(鈴木亮平)、野球部部長の山住(黒木華)とともに成長する物語。小日向は孫を一途にかわいがり、甲子園出場を目指して奔走する大地主の役。南雲や近隣住民、同居する娘夫婦から迷惑がられているが、甲子園にかける情熱は人一倍強い。TBS系。

【プロフィール】
小日向文世(こひなた・ふみよ)/日本の俳優。1954〜。北海道出身。1977年に『オンシアター自由劇場』に入団し、中核的存在として活躍。1996年の解散後は、活動の場を映像に広げる。これまでに演じた役柄は、検察官、医師、プロ将棋士、悪徳マル暴刑事、普通の刑事、知事、豊臣秀吉、機長、幽霊、ヤクザの親分、パティシエ、落語家、勝海舟、レレレのおじさん、巨匠の漫画家、ゲイバーのママ、科学者、裁判官、警察学校校長、国土交通省事務次官、監察官、指揮者、総理大臣、郵便局員、詐欺師ほか多数。2011年『国民の映画』で第19回読売演劇大賞「最優秀男優賞」、2012年『アウトレイジビヨンド』で第86回キネマ旬報ベスト・テン「助演男優賞」などの受賞歴がある。『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)のほんわかとしたナレーションも人気に。長男の小日向星一(28才)と春平(25才)も俳優。

取材・文/佐藤有栄 写真/森 浩司

※女性セブン2023年11月23日号

ポーズを決める小日向

ポーズを決める小日向

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