以前に比べ食べる量も減ったという中居正広

以前に比べ食べる量も減ったという中居正広(2023年7月)

 それまでも中居は病と無縁の人生を歩んできたわけではない。2015年には喉の良性腫瘍を手術し、2017年には肝炎で10日ほどの入院を余儀なくされたことを明かしている。

 しかし昨年の長期休養については、その詳細を一切明かさなかった。

《うやむやにしていたいんで。何があったか言いたくない。ごまかしているので、皆さん、ごまかされてほしい》

 昨年11月5日放送の『キャスターな会』で3度目の休養を宣言する際、中居は体調不良についてこう語った。さらに秘められた病名について、こうも語った。

《そういう時期が来たら、ユーモア交えて話したい》

「死んだと思ったでしょ」

 彼の言う“そういう時期”がついに来たのだろうか。このタイミングになって少しずつ休養期間中に起きたこと、そして病名について周囲に明かし始めているという。前出の中居の知人が語る。

「実は中居さんは昨年7月に虫垂炎の手術をしたのち、予後が悪く、ある病気を患いました。それがなかなかの重症で、大手術が必要となったのです」

 虫垂炎ののちに中居が発症した病気──それは、がんではなく「腹膜炎」だった。

「終わったはずの虫垂炎の処置がうまくいっておらず、腹膜炎を併発しました。

 状態は決して楽観視できるものではなく、すぐに手術に踏み切ったものの、結局大腸の半分以上を切除することになってしまったそうです。

 術後は、思うように食事ができない日々が続き、おかげで体重が18kgも減ってしまったと話していました」(前出・中居の知人)

 過去に俳優の保阪尚希(55才)や先日急逝したBUCK-TICKの櫻井敦司さん(享年57)らも患った腹膜炎とはどんな病気か。福島県相馬中央病院消化器内科の齋藤宏章さんが語る。

「お腹の内側の壁は『腹膜』という袋状の膜に覆われています。その腹膜に激しい炎症が生じるのが腹膜炎です。腹膜炎のほとんどを占める急性腹膜炎を発症すると、激しい痛みが生じて七転八倒することもあります。より症状が重い胃や大腸、小腸などに穴があく『消化管穿孔』になると、消化液などが腹膜を刺激して、強い炎症が生じます」

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