体重が18kgも減ったという

体重が18kgも減ったという(2023年7月)

 中居の症状は、大腸に穴があく大腸穿孔の腹膜炎だったとみられる。

「大腸穿孔の腹膜炎が悪化すると全身に細菌が広がって敗血症や多臓器不全となり、命を落とすことさえあります。緊急手術をして、臓器の一部を切除することが原則です」(齋藤さん)

 患部を切るだけではすまない場合もある。

「手術で大腸を切除する場合、腸管に穴をあけ、便を体外に排出する人工肛門を造設することが多く、肛門に近い位置の大腸を切除したり、炎症が強すぎて切除した腸をつなぎ直せないと、永久的な人工肛門になります。

 また、一時的に人工肛門にし、再手術で腸をつなぎ直して元通り自然排便ができるようにすることもあります」(齋藤さん)

 中居は今年1月中旬の『キャスターな会』で復帰を果たすと、3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の中継リポーターを担当。その後もダウンタウンの松本人志(60才)との新番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)をスタートし、TBSの大型音楽番組『音楽の日』の総合司会を長時間務めるなど多忙な日々を送るが、手術前とまったく同じ状況ではなさそうだ。

「年明けに復帰した際、中居さんは周囲に『おれのこと死んだと思ったでしょ』と冗談めかして言っていました。大腸を半分以上切り、食事のとり方や量にも大きな変化があり、生活は以前のようにはいきません。それでも、彼はテレビの現場に戻りたくて気力を振り絞っています。

 自然体のように見えますが、不屈の精神には頭が下がります」(前出・中居の知人)

 最近ラジオ番組で中居は、「いまはお酒をそんなに飲まないので、晩ごはんは30?40分で終わる」「1週間かけて1袋のポテトチップスを食べる」と簡素な食事を告白した。

「一気にたくさん食べられなくなった分、以前に比べると、食べ物に固執している感じもあります。ラジオでも高級なうなぎ屋から大衆的なパスタ屋まで食べ物の話題ばかり(笑い)。それだけ以前よりも食欲が出てきたということでしょう」(前出・芸能関係者)

 中居が明るくユーモアを交えて視聴者に“真相”を語る。そういう時期が近づいているようだ。

※女性セブン2023年11月23日号

関連記事

トピックス

報道陣の問いかけには無言を貫いた水原被告(時事通信フォト)
《2021年に悪事が集中》水原一平「大谷翔平が大幅昇給したタイミングで“闇堕ち”」の新疑惑 エンゼルス入団当初から狙っていた「相棒のドル箱口座」
NEWSポストセブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
雅子さまは免許証の更新を続けられてきたという(5月、栃木県。写真/JMPA)
【天皇ご一家のご静養】雅子さま、30年以上前の外務省時代に購入された愛車「カローラII」に天皇陛下と愛子さまを乗せてドライブ 普段は皇居内で管理
女性セブン
大谷翔平の妻・真美子さんの役目とは
《大谷翔平の巨額通帳管理》重大任務が託されるのは真美子夫人か 日本人メジャーリーガーでは“妻が管理”のケースが多数
女性セブン
稽古まわし姿で土俵に上がる宮城野親方(時事通信フォト)
尾車親方の“電撃退職”で“元横綱・白鵬”宮城野親方の早期復帰が浮上 稽古まわし姿で土俵に立ち続けるその心中は
週刊ポスト
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者
【新宿タワマン刺殺】ストーカー・和久井学容疑者は 25歳被害女性の「ライブ配信」を監視していたのか
週刊ポスト
東京駅17番ホームで「Zポーズ」で出発を宣言する“百田車掌”。隣のホームには、「目撃すると幸運が訪れる」という「ドクターイエロー」が停車。1か月に3回だけしか走行しないため、貴重な偶然に百田も大興奮!
「エビ反りジャンプをしてきてよかった」ももクロ・百田夏菜子、東海道新幹線の貸切車両『かっぱえびせん号』特別車掌に任命される
女性セブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
高橋一生と飯豊まりえ
《17歳差ゴールイン》高橋一生、飯豊まりえが結婚 「結婚願望ない」説を乗り越えた“特別な関係”
NEWSポストセブン
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
NEWSポストセブン