ライフ

ヘアメイク歴40年の経験でわかった、あかぬけてる人に共通する「クロスの法則」

ヘアメイク歴40年以上のキャリアから見い出した山本浩未さんの「あかぬける法則」。

ヘアメイク歴40年以上のキャリアから見い出した山本浩未さんの「あかぬける法則」。

 年齢を重ねると、自己流のメイクやファッションに固執してしまい、「今っぽく、あかぬけて」見せることが難しくなる。気を配っているつもりでも、かえって「若づくりがイタい」とか「どこかもっさりしていて残念」となってしまいがちなのだ。

 そんな悩みを打開し、大人な雰囲気を維持しつつ、さらに魅力的に見せるにはどうしたらよいのだろうか。新著『60歳ひとりぐらし 毎日楽しい理由』が話題のヘア&メイクアップアーティスト・山本浩未さんに伺った。

* * *

宝塚歌劇の大ファンを自認するヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さんが名付けた「ズカ姫チャート」とは。

宝塚歌劇の大ファンを自認するヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さんが名付けた「ズカ姫チャート」とは。

 山本浩未さんは18歳で美容の世界に入ってから、40年以上、ヘア&メイクアップ業界の第一線で活躍し続け、「大人のきれい」のコツを発信している。大人の女性が、自分自身を魅力的に見せる方法を聞いてみると、「まずは自分の顔と雰囲気が、どのタイプかを知ることから始まります」という。

 仕事柄、これまで多くの女性の顔に接してきた山本さんによると、顔立ちは、大きく4つのタイプに分かれるという。そこから、自分の顔立ちと雰囲気を知るために、山本さんが考案したのが『ズカ姫チャート』だ。その見極め方は簡単だ。

「まず、骨格や顔立ちには、年齢とともに、ゴツゴツしてくるタイプと、もったりとたるんでくるタイプがあります。骨格がしっかりしていて目や口などのパーツが直線的、宝塚でいえば男役っぽい顔立ちが“ズカ”系。一方、柔らかな丸みがあり、パーツが曲線的な顔立ちなのが“姫”系。ざっくりでいいので、自分で見極めてみてください」

 ちなみに、“ズカ”と“姫”とは、山本さんが宝塚歌劇の大ファンであることからネーミングしたという。“ズカ”はいわゆるクール系、“姫”は愛され系ともいえる。

「さらに、“シンプル”か“デコラティブ”かを知りましょう。目や口といったパーツが小さく控えめなら“シンプル”、大きくて存在感があるなら“デコラティブ”となります」

 ひと言で言ってしまえば、シンプルは「地味」。塩顔や醤油顔と言われる顔立ちだろうか。デコラティブは「派手」。ソース顔とも言える。

 では、この2軸から自分の顔はどのタイプか診断してみよう。判断基準となるチェックポイントをみて、どの項目が多いかで自分の系統がわかるはず。

このチャートで、自分の顔立ちは4タイプのうちどの系統にあてはまるか、まず確認してみましょう。

このチャートで、自分の顔立ちは4タイプのうちどの系統にあてはまるか、まず確認してみましょう。


60歳ひとりぐらし-毎日楽しい理由-家族がいてもいなくても、自分-ひとりで楽しめるヒント-
Amazonから購入

関連記事

トピックス

9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
山尾志桜里氏(=左。時事通信フォト)と望月衣塑子記者
山尾志桜里氏“公認取り消し問題”に望月衣塑子記者が国民民主党・玉木代表を猛批判「自分で出馬を誘っておいて、国民受けが良くないと即切り捨てる」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
オンラインカジノを利用していたことが判明した山本賢太アナウンサー(ホームページより)
フジテレビ・山本賢太アナのオンラインカジノ問題で懸念される“局内汚染”「中居氏の問題もあるなかで弱り目に祟り目のダメージになる」
週刊ポスト
「〈ゆりかご〉出身の全員が、幸せを感じて生きられるのが理想です。」
「自分は捨てられたと思うのは簡単。でも…」赤ちゃんポスト第1号・宮津航一さん(21)が「ゆりかごは《子どもの捨て場所》じゃない」と思う“理由”
NEWSポストセブン
都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
NEWSポストセブン