芸能

三浦百恵さんの作品が専門誌表紙に 名実ともに日本のトップキルト作家となり教室では「三浦様」と“神格化”

おばあちゃんになってから1年(写真は2022年10月)

2023年は新作ラッシュ(2022年10月)

 閑静な住宅街にひっそりとたたずむ一戸建てに足を踏み入れると目に飛び込んでくるのは、色とりどりのキルト。11月21~23日、東京・国立市でキルト作家の鷲沢玲子さんが主宰するキルト教室「キルトおぶはーと」のパッチワーク展が開催された。

 出品者に贈られた胡蝶蘭のスタンドが華を添えた会場には、50点ほどの作品が展示された。なかでも大勢の来場者の注目を集めていたのは、オリーブの実のパッチワークに黄色やピンクの差し色が映えるタペストリーと、フルーツ柄がちりばめられた、カラフルなトートバッグだ。

「どちらも三浦百恵さん(64才)が出品されたものです。みんな足を止めて顔を近づけ、細部まで見入っていました」(パッチワーク展の関係者)

 別の関係者も続ける。

「百恵さんの作品は丁寧で色使いが美しい。パッチワーク展で彼女のバッグを見ていた、とある来場者は『このバッグと同じ物を作りたい』と、その場にいたインストラクターに声を掛けていたほど。彼女の作品には、パッと目を惹く華やかさがあるんです」

 人気絶頂にあった1980年に三浦友和(71才)と結婚して芸能界を引退し、家庭に入った百恵さん。今年は彼女がキルトを始めてから35年目の節目の年でもある。

「1984年4月に長男の祐太朗さん(39才)、翌年11月に次男の貴大さん(38才)が生まれ、『家で楽しめて、子供たちのためになる趣味を』と始めたのがキルト作りでした。いまは2~3か月に一度ほどのゆったりとしたペースで通っている百恵さんも、最初は苦労して、毎週のように先生のもとを訪れ、アドバイスをもらっていたのを覚えています」(三浦家の知人)

 才能はめきめきと開花した。2019年に出版したキルト作品集『時間の花束』は、20万部を超えるベストセラーに。

「2022年に制作した『タイムトラベル』というタペストリーは、『QUILTS JAPAN』(2023年10月号秋、日本ヴォーグ社)という専門誌の表紙作品として掲載されました。かねて“プロ級の腕前”と評されていましたが、この雑誌の表紙に作品が掲載されたということは、名実ともに、“日本のトップキルト作家”のひとりとして認められたということです」(手芸関係者)

 そんな百恵さんの周囲では最近ちょっとした異変があるという。教室の関係者がこっそりと明かす。

「その腕前で教室でも一目置かれる存在の百恵さんは、ほかの生徒さんから畏敬の念を込め『三浦様』と呼ばれ、崇められているのです。展示会でもあちらこちらで『私も三浦様のようにうまくなりたい』『あぁ、三浦様の作品は美しい!』などと感嘆の声が上がっていました」

関連記事

トピックス

交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
身長145cmと小柄ながら圧倒的な存在感を放つ岸みゆ
【身長145cmのグラビアスター】#ババババンビ・岸みゆ「白黒プレゼントページでデビュー」から「ファースト写真集重版」までの成功物語
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
《長野立てこもり4人殺害事件初公判》「部屋に盗聴器が仕掛けられ、いつでも悪口が聞こえてくる……」被告が語っていた事件前の“妄想”と父親の“悔恨”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン