芸能

《男かな?女かな?でブレイク》「あぁ~しらき」貝殻ビキニのキャラ「いつテレビでできなくなるのか」の苦悩と「ネタが生まれた瞬間」

注目の女性芸人・あぁ〜しらきさん

注目の「あぁ〜しらき」

 肌色下着に上半身は貝殻ビキニ、下半身はふんどしで頭は角刈り、といった格好で、「男かな? 女かな?」と踊るパフォーマンスがウケている女性芸人・あぁ~しらきさん(47)。バラエティ番組『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)ではアナウンサーや女性タレントを巻き込み、もはや市民権を得たといっていいだろう。『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』(日本テレビ系)にもファイナリストとして出場し、大健闘したあぁ~しらきさんに、ネタが生まれた背景を聞いた。【前後編の前編。後編を読む

 * * *
 テレビに出させていただく機会が増え、友だちから「ウチの子が喜んで真似してるよ」という声をいただくようになりました。実は『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』の決勝で「男かな? 女かな?」のネタをやりたいと局側に伝えたら、このネタを放送していいのか、会議になったことがあったんです。でも、私は誰かを批判しようという気持ちで、このネタを作ってやっているわけじゃない。単に、私の実体験を元にしただけ。それはわかってほしい、と伝えてなんとかやらせてもらいました。

 ネタが生まれたのは、何年も前。罰ゲームで角刈り頭にしていたことがあるんですけど、そのとき友人の子どもの遊び相手をしていたら、子どもに「ねぇ、オジサンなんだっけ? オバサンなんだっけ?」とリアルに聞かれたんです。それで私が「どっちかな~?」なんてじらして、楽しんでいたんですね。

 その後、2016年頃の夏に友人の3家族が静岡の海に遊びに行くというので、私も混ぜてもらったことがありました。面白い写真を撮るのが好きなノリのいい友人たちだったので、「せっかく海に行くなら、ふざけて面白い写真を撮ろう!」という話になり、昔、貝殻ビキニを着た写真集を出して話題になった武田久美子さんの真似をしよう、ということに。ドン・キホーテでパーティーグッズとして売られている貝殻ビキニを購入し、持っていきました。

 人気のない海岸でビキニと、たまたま持って行っていた角刈りのカツラを身につけ、落ちていた「危」の文字の書かれた看板をかついで写真を撮影。そして、一緒に行った友人の3歳ぐらいの男の子に、ふざけて踊りながら、「男かな? 女かな?」とやったんです。そうしたらゲラゲラと大ウケ。それで、「これはネタに使えるな!」と思い、下半身は貝殻からふんどしにかえて、ネタとしてやり始めたんです。

関連記事

トピックス

テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
福地紘人容疑者(共同通信社)
《“闇バイト”連続強盗》「処世術やカリスマ性」でトップ1%の “エリート模範囚” に…元服役囚が明かす指示役・福地紘人容疑者(26)の服役少年時代「タイマン張ったら死んじゃった」
NEWSポストセブン
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン