芸能

タッキー軍団の炊き出しに涙「神宮寺勇太はお年寄りのためにお餅を細かく…」避難所の中学校教員が明かす

タッキー軍団による「炊き出し」の様子

タッキー軍団による「炊き出し」の様子

「最初の3日は温かい食べ物が恋しくて…冷たい食べ物ばかりで体が冷えていたのですが、そこに4日の昼頃、炊き出しの車が来てくれたんです」──石川県・能登半島地震の被災地では断水や停電など、今も厳しい状況が続いており、多くの人が避難所での生活を余儀なくされている。避難所となっている輪島市立輪島中学校を訪れた NEWSポストセブン取材班が、同校で避難生活を送る70代女性に話を聞くと、嬉しそうな表情で「炊き出し」について明かした。

被災地に現れた「スター」たち

 1月1日に発生した能登半島地震で、石川県内の死者は126人になった(1月6日16時現在)。石川県内でも被害が大きいのが輪島市だ。火災の影響もあり、観光名所「朝市通り」は壊滅的な状況となった。同市は6日、能登半島地震で確認された同市内の死者が69人になったと発表している。

 こうした状況のなか避難所に訪れたのは、滝沢秀明氏(41)率いるTOBE所属の三宅健(44)、Number_i・神宮寺勇太(26)、IMP.のメンバーらだったという。

「タッキーと神宮寺さん、あと三宅さんとその他の若い男の人たちが、トラックに乗ってきてくれたんです。4日はカレーとハンバーグを振る舞ってくれました。温かい食べ物を食べたかったから、口に入れた時は本当に涙が出ました」(冒頭の70代女性)

 この女性が続ける。

「カレーはトマトの風味がする本格派の味でした。手作りなんじゃないかな? 少し辛かったのですが、神宮寺さんが『辛いものが苦手な人はハンバーグだけでも召し上がってください』とアナウンスしていた。若い子たちは避難所で元気がなかったんですが、メンバーがきてくれて本当に喜んでいましたよ。金沢からこちらに来るまでの道路には、亀裂が入っていてとても危ないんですが、その道を来てくれたと思うと感動しました」

 炊き出しを食べたのは、避難所に集まった約800人。TOBE所属のタレントらは、望む人にツーショット写真の撮影に応じるなどしたという。

関連キーワード

関連記事

トピックス

2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《北島康介に不倫報道》元ガルネク・千紗「アラフォーでも美ボディ」スタートさせていた“第2の人生”…最中で起きた波紋
NEWSポストセブン
音楽業界の頂点に君臨し続けるマドンナ(Instagramより)
〈やっと60代に見えたよ〉マドンナ(67)の“驚愕の激変”にファンが思わず安堵… 賛否を呼んだ“還暦越えの透け透けドレス”からの変化
NEWSポストセブン
石破茂・首相の退陣を求めているのは誰か(時事通信フォト)
自民党内で広がる“石破おろし”の陰で暗躍する旧安倍派4人衆 大臣手形をバラ撒いて多数派工作、次期政権の“入閣リスト”も流れる事態に
週刊ポスト
1999年、夏の甲子園に出場した芸人・とにかく明るい安村(公式HPより)
【私と甲子園】1999年夏出場のとにかく明るい安村 雪が降りしきる母校のグラウンドで練習に明け暮れた日々「甲子園を目指すためだけに高校に通った」 
女性セブン
クマ外傷の専門書が出版された(画像はgetty image、右は中永氏提供)
《クマは鋭い爪と強い腕力で顔をえぐる》専門家が明かすクマ被害のあまりに壮絶な医療現場「顔面中央部を上唇にかけて剥ぎ取られ、鼻がとれた状態」
NEWSポストセブン
小島瑠璃子(時事通信フォト)
《亡き夫の“遺産”と向き合う》小島瑠璃子、サウナ事業を継ぎながら歩む「女性社長」「母」としての道…芸能界復帰にも“後ろ向きではない”との証言も
NEWSポストセブン
ジャーナリストの西谷格氏が新疆ウイグル自治区の様子をレポート(本人撮影)
《新疆ウイグル自治区潜入ルポ》現地の人が徹底的に避ける「強制収容所」の話題 ある女性は「夫は5年前に『学習するところ』に連れて行かれ亡くなりました」
週刊ポスト
会見で出場辞退を発表した広陵高校・堀正和校長
《海外でも”いじめスキャンダル”と波紋》広陵高校「説明会で質問なし」に見え隠れする「進路問題」 ”監督の思し召し”が進学先まで左右する強豪校の実態「有力大学の推薦枠は完全な椅子取りゲーム」 
NEWSポストセブン
起訴に関する言及を拒否した大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、ハワイ高級リゾート開発を巡って訴えられる 通訳の次は代理人…サポートするはずの人物による“裏切りの連鎖” 
女性セブン
スキンヘッドで裸芸を得意とした井手らっきょさん
《僕、今は1人です》熊本移住7年の井手らっきょ(65)、長年連れ添った年上妻との離婚を告白「このまま何かあったら…」就寝時に不安になることも
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
《広陵高校、暴力問題で甲子園出場辞退》高校野球でのトラブル報告は「年間1000件以上」でも高野連は“あくまで受け身” 処分に消極的な体質が招いた最悪の結果 
女性セブン
広陵野球部・中井哲之監督
【広陵野球部・被害生徒の父親が告発】「その言葉に耐えられず自主退学を決めました」中井監督から投げかけられた“最もショックな言葉” 高校側は「事実であるとは把握しておりません」と回答
週刊ポスト