多くの物品が破壊されてしまったようだ

多くの物品が破壊されてしまったようだ

「連日発生している物損を踏まえまして」

 このXユーザーから、ほかに〈壁についたキムチ食べに来てんのがち笑う〉と赤い染みのついた壁を映した動画や、学年ごとの“追加徴収”についてアナウンスしたメッセージのスクショ画像も入手することができた。後者のメッセージには、〈合宿おつかれ様でした! ~(中略)~お分かり頂けてると思うのですが、連日発生している物損を踏まえまして、以下の通り追加徴収をさせていただきたいと思います〉と記載されており、1年生は1000円、2年生は2000円、3年生は3000円、4年生以上は5000円の支払いが求められている。

 前出の「A」に一時期所属していたという人物が明かす。

「自分は2022年頃に『A』に顔を出していましたが、旅館の窓から外に向かって放尿したり、旅館の畳を吐瀉物まみれにするといった迷惑行為を目撃し、それで引いて辞めました。『A』は過去にもトラブルを起こしているサークルという認識です。

 今回の炎上のせいで、神戸大学の別のバドミントンサークルにまで濡れ衣がかけられているので本当にいい迷惑です。騒動の中で、『A』はXやInstagramのアカウントを早々に削除していました」

 騒動について神戸大学の総務部広報課に問い合わせたところ、以下の回答だった。

「事実関係を調査中のため、現時点ではご回答できません。今後については、いずれ何らかの形でお知らせする方針です」

 2013年4月には、神戸大学の男子学生が「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」でボートをわざと転覆させたり、乗り物から飛び降りるといった行為を繰り返していたことが本人のSNSから発覚し、大炎上していた。

 3月19日、神戸大学は公式サイトを更新。「【重要なお知らせ】学生の不適切な行為について」というタイトルで掲載された文書には、

《このたび、本学学生による不適切行為がSNS上に掲載されており、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。詳細につきましては現在、学内で調査中であり、調査結果により大学として厳重に対処いたします。このたびは誠に申し訳ございませんでした。今後このようなことが起きないよう再発防止を徹底してまいります》

 との記載があった。今回備品を破壊された旅館ないしホテルの詳細などは不明だが、もしも旅館側が訴えた場合、損害賠償が発生したり、刑事罰に問われる可能性がある。「A」の部員たちは、今ごろ“若気の至り”では済まされない行為があることに気づいて反省しているのだろうか。

*3月19日19時43分、神戸大学が同日夕方までに公式サイトを更新し、声明を発表したため加筆しました。

タレコミ募集

「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式ツイッター」のDMまで情報をお寄せください。

・情報提供フォーム:https://www.news-postseven.com/information

ツイッターDMは@news_postsevenまでお送りください!

関連記事

トピックス

長男・泰介君の誕生日祝い
妻と子供3人を失った警察官・大間圭介さん「『純烈』さんに憧れて…」始めたギター弾き語り「後悔のないように生きたい」考え始めた家族の三回忌【能登半島地震から2年】
NEWSポストセブン
古谷敏氏(左)と藤岡弘、氏による二大ヒーロー夢の初対談
【二大ヒーロー夢の初対談】60周年ウルトラマン&55周年仮面ライダー、古谷敏と藤岡弘、が明かす秘話 「それぞれの生みの親が僕たちへ語りかけてくれた言葉が、ここまで導いてくれた」
週刊ポスト
小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン